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結愛
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シュメール
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そして、入隊式は終わった。
「エディ。あまりいい指揮官には見えん。」
「ずっとライナルト、ダメ指揮官とかゴミとか言いまくってるよな。上司とかにはこんな言葉、慎んだほうがいいぜ。」
「何を言う、ニクソン。」
7人は休憩室に戻ることにした。
「ちょっと休んで、エディさんと色々手続きしなきゃ。装備品とか、その他色々聞かなくちゃ。」
ニーナはそう話し、あくびをした。
「ちょっと退屈だった。もう少し面白い入隊式、期待してたんだけど。」
「そこはアルペンハイムの娘なんだから、何とかして通せたんじゃねぇのか?」
「やめて、ニクソン。」
「ハハハ、冗談だって!冗談!!」
「ダグラス。なんだか超然としていたよね…その、入隊式の時。何考えてたのかしら?」
マグダレーナは、ひそひそとダグラスに尋ねた。
「特にこれと言ったことは考えていない。こんな盛大な式に関心がないだけだ。」
「冷たいわね。」
「これくらいいつものことだ。」
「よく分からない。ね、さっさと休憩室に行きましょ。」
7人は休憩室にようやく戻った。しかし、そこには7人だけではなかったみたいだ。
「よぉ!!しっかりアルペンハイムの嬢ちゃんの話は聞いていたサ!!休憩室に向かうって、ばっちり聞いていたサ!!」
「えっ、エディさん…!?」
マグダレーナは声を震わせて、とあるテーブルを指差した。そこには、笑顔で座るエディがいた。さらに、ダグラス達に向かって手を振っていた。
「俺の部屋で色々手続きすんのが面倒だと思うサ、お前ら。だから、ちょっくら上の方から許可とって、ここで気軽に手続きしようと思うサ。」
「えっ、本当にそんなことしていいんですか!?」
セシルは驚いた。
「もちろんサ。特別ってサ!!」
「ありがとうございます!とっても光栄でございます!!」
セシルは深々と頭を下げた。
「それじゃ、今からお前らに使用してもらう装備品についての話から、始めるサ。」
エディはざっと装備品の一覧表を広げた。そこには、銃・大剣、短剣・魔術・武術など様々な種類が用意されていた。
「とても種類がございますね。これ、自由に選べるんですか?」
「その通りサ。どれもこれも、軍部から直々支給されるのサ。ほら、躊躇してないで選んでもらいたいサ。」
「えっと…私は……スナイパーライフルがいいです。」
マグダレーナが真っ先に選んだ。
「おぉ!!ライフル銃ってサ!なかなかいいと思うサ。」
「本当ですか!ありがとうございます、エディさん。」
エディの笑顔が、ずば抜けて明るくなった。
「他のお前らは、何にするのサ?」
「オレは大剣だな。ちっちゃい頃からずっとぶん回してみたかったんだよな!こんなデッカイの、カッコよく使ってみたいだろ?」
「なるほどサ…ニクソン君はこれ、か。けっこう面白いサ。ほら、さっさと選んでくれサ。」
「…僕は、魔術がいいです。」
アイザックがそう話した。すると、ニクソンが、
「おい、もしかしてお前…フギシーカ出身なのか?」
フギシーカの地とは、ほとんどのジンが魔術を操る事ができると言う、数少ない民族が暮らしている場所である。そんな彼らはもちろん魔術を主に扱い、様々な日常生活にも魔術が取り込まれているらしい。
「いいや、僕はそんな魔女ばかりな所で生まれたんじゃないよ。普通に、北の所から来たんだよ。」
「ふぅ〜ん、つまんねぇの。」
ニクソンは口を尖らせた。
「その、エディさん。僕、この…短剣を使ってみたいです!」
「くだらん…私は銃にしよう。」
「武術を選ばせてもらってもいい?エディさん?」
「おお!一気に3人も!!オッケーサ!」
また残ったのはダグラスだった。
「おい!そこの青髪!お前は何を使いたいサ?」
「…銃。」
ダグラスにしては珍しく、すぐに回答が返ってきた。
「ほぉ!これは王道サ!じゃあ、これで皆決まったサ!」
そう言って、エディは1人で拍手をした。7人は呆れた表情でエディの拍手を見ていた。
「ちなみに、今からお前らに渡したい物があるのサ。これを紹介したらまずは…イベント終了ってサ!」
エディはポケットから何かを取り出した。
「これって…何ですか?」
セシルは興味深そうにエディに尋ねた。
「これは、情報通信機って呼ばれる、言わば俺の伝来を聞くためのヤツサ。」
エディはもう一つ取り出して、情報通信機を片耳に装着した。
「こんな感じに、装着してもらいたいサ。ほらほら、受け取ってくれサ。」
全員はエディに近づいて、情報通信機を手に取った。
「片耳につけるイヤフォンとか、カッコいいわね。」
「だろ?これはCOMAお手製の、超カッコいいヤツだからサ!!」
「自慢………」
ニーナはため息をついた。