夏祭りから数日経った。色々イベントが発生したからか、まだ昨日の事のように感覚が抜けない。そんな気分から脱するために好きなゲームシリーズの新作でも買いに出かけるにした。
和馬「死にゲーと噂の新作、やりがいありそうだな」
和馬(ここ最近やってなかったからな。この夏休みに遊び尽くしてやる。)
和馬「最低でも3周はやらないとな」
ありがとうございましたー
和馬(……まだ余裕はあるけど、このままじゃいつか金、なくなるな)
和馬(このシリーズ以外にもやりたい死にゲー、鬼畜ゲーがあるからなー)
和馬(バイトするかー)
君ってゲームするんだ
俺を君呼びするポニテの似合う人は1人しかいない。そう、心さんだ。
心「奇遇だね」
和馬「そうで…だな」
心「抜けないねー、敬語 」
和馬「1ヶ月近く敬語だったから、簡単には抜けいとは思ってたけどここまでとは」
和馬「心さんはこんなところで何してんの?」
心「ちょっとね、君に会いに来たんだ」
和馬「俺に…?」
心「そっ、優くんに君の家の場所聞いてここまで来たってわけ 」
和馬「じゃあ行きますか?」
心「うん!あと、敬語」
和馬「少しくらい見逃してくれ…」
心「っんしょ、入れすぎたかなー?」
和馬「重かったら持つけど、何入れてんの?」
心「あれ?夜麻ちゃんから聞いてないの?親睦深めるためにお泊まり会しよーって夜麻ちゃんに誘われたんだ」
和馬「聞いてないんだけど」
心「今日と明日お世話になるね!」
和馬(……勘弁してくれ)