「ねぇ知ってる?“狂い桜の化身”の噂!」

きっかけは園子の話

「く、狂い桜の化身…?」

「そうよ蘭!」

「狂い桜の化身はね…」

ある日、米花町の何処かの森の中に突如美しい桜が現れた

その桜は人々を魅了するほどの美しい桜らしい

そして、その桜を守るようにそばに青年がいる

その青年も美しく真っ白の長髪に紺色の

着物を着た美しい青年

青年はその桜を汚そうと…傷つけようとする者には刀で襲いかかる

だが、優しい者、つまり善人には優しく振る舞うという

その青年が守る桜は気がつくと別の場所に移っていたり、その青年が何者かを訪ねてもぬらりくらりとかわすことからその青年は

「“狂い桜の化身”と言われているの」

「へ〜。なんだかカッコいい噂だね。そうでしょ?コナン君」

「う、うんそうだね」

園子の噂話はそこで終わった

だが…

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「ねぇコナン君!狂い桜の化身って知ってる?」

場所は変わって学校で歩美も同じ話をした

「何だ?その黒い桜の化身って」

「狂い桜ですよ元太君」

歩美の話は園子から聞いた内容と同じだった

「最近、流行ってるようね。あの噂」

「ああ。灰原は何か知ってっか?」

灰原は首を横に振る

灰原も知らないようだ

「“狂い桜の化身”か…」

コナンはただ一人呟いた

まさか、その噂に自分たちが深く関わるとは思いもしなかった

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気がつくと俺はそこにいた

周りにあるのは木

そして美しく咲き誇る大きな桜の木

「俺は…」

リクオは最後の記憶を探した

「たしか…俺は散歩していると…急に眠くなって…」

目が覚めると此処にいた

………

そこにとりあえず住み着いてみると不思議な出来事があった

1つ目

ここには俺以外にもたまに人間が迷い込む

最初は若い男が迷い込んできて俺を見ると顔の色を変えて去っていった。他にも何人か迷い込んだが俺のことと桜が噂になっているのか桜を伐採しようとする者が出てきた。

流石の俺も腹がたった

だから俺は刀で追っ払ったりする

そんな暮らしをずっと続けている

この桜は神聖な気配や妖力も漂うため、とても気分がよく、落ち着く

さて、今日は酒でも飲むか…

「毛利さん!ぜひ“狂い桜の化身”の調査を依頼したいです!」

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プロフィール

ぬら孫

原作後です

知ってる人たくさんいるかな～?

奴良リクオ

今作の主要人物。奴良組3代目。普段は昼では人間、夜は妖怪にしかなれないがこの世界だと昼夜問わず変化できる

詳しく知りたい方はググってみてください

コナン

原作中