テラーノベル

テラーノベル

テレビCM放送中!!
テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

6

__

_

🐤side




🐤「初兎…」

🐇「みんといて、ばか…///」





と言って手を振り払おうとするものだから





🐤「おわっ、!?」





ぐらっと、体制を崩してしまい、

ドン と、勢いよく壁についてしまった。



初兎ちゃんとの距離がとてつもない程に近くなる。それと同時にぶわぁっとより一層赤みを増す初兎ちゃん。





🐇「…かっこよすぎて…むり…///」

🐤「え、じゃあ…怒ってるわけじゃ…」

🐇「ちゃうよぉ…」


といってズルズル壁に背中を当てながらしゃがんでいく。




🐤「よかった…嫌われたかと思った…」

🐇「嫌わんて…//」





どうしよう、

ここは学校なのに




今究極に、初兎ちゃんが欲しい。


でも、我慢しないといけないから、その代わりになるものを。





🐤「ねぇ、初兎ちゃん」





と言いながらしゃがみ、目線を合わせる。






🐇「…なぁに?」

🐤「この後、がんばるからさ…。

終わったら、なんかご褒美ください…」

🐇「…!! え、と…考えておきます…///」

🐤「うん、ありがと//」




と言うと、放送本部から


『赤団 副団長 大神くん。至急本部までお戻りください。繰り返します。

赤団 副団長…』


なんてお呼び出し放送が入ってしまった。






🐇「ふふっw 行ってらっしゃい?」

🐤「うぅ…行ってきます。 初兎ちゃん、この後の競技。誰よりも応援してるから!」



そう言い残し、その場を後にした。





本部に戻ると、応援合戦の打ち合わせが行われた後、そのまま行われることになった。



今回はテーマを決めてダンスパフォーマンスを行うこととなった。



ここで大技のバク転があるから、しくじってはいけない。






赤団のパフォーマンスが始まると、会場が再び盛り上がる。バク転も成功し、パフォーマンスは赤団の勝ちとみて間違いないだろう。


さっきよりも歓声が高く、会場の盛り上がり具合も高い。





残す競技は

男子リレー、女子リレー、借り物競争、部活動対抗リレーという走る競技の王道オールスターズだ。





次は女子リレー…というところで、


「大神くん」と後ろから声をかけられた。

振り向くと、全然知らない子。




モブ「大神くん!その…これからリレー出るんだけどさ…?

応援、してもらえませんか…?」

🐤「うん、応援してるよ!頑張れ!」

モブ「ありがとうございます!!♡」




と言って入場口まで走って向かう女の子。





そんなきゃーきゃーすることでも無いだろうに…。



💎「モテますね〜、副団長さん」

🐤「うわ、ほとけじゃん、どした?」

💎「うわって何!w

やることないからきちゃった☆」





職務放棄ですこの人






💎「だってー。ないちゃん居ないんだもん…」

🐤「ないくんどこ行ったの?」

💎「自販機」





すぐそこやん()





🐤「ってかほとけっち、ないくんにそんな懐いてたっけ?」

💎「え?う、うん」

🐤「ふーん」





この体育祭を通してさらに仲良くなってる気がする。

気のせいか??





一旦休憩も終わったので先程同様応援を続ける。会場の盛り上げ方も何となく分かってきた。




午前の残る種目は男子リレー、借り物競走、部活動対抗リレーだけだ。





昼休憩に入ろうとしてるところで、何人かの女の子に声をかけられる。

今日はやたらと声かけられる頻度高いな。







モブ「大神くん!!学ラン、めっちゃ似合うね!」

モブ「ほんとにかっこいい!超似合う…♡」

🐤「え、あ、ありがとうございますw」





とても申し訳ないが、今は初兎ちゃんのことで頭がいっぱいだ。




が、あまりの勢いで抜け出せそうにない。









🐇「ッ…」






え…

今、目が合ったのに…



逸らされた…?






それは、そうなるか。



こんな状態、俺が逆の立場だったら絶対に嫌だ









🐤「あの、すみません。僕そろそろここで。

初兎ちゃんッ!!」






と呼ぶと、ビクッと反応してからそろっとこちらを向く。


初兎ちゃんの元へ駆け寄ると、






🐇「あの子たち…いいの…?」

🐤「うん。大丈夫。初兎ちゃんと居たい」

🐇「うんっ…」




といって、ちょっと泣きそうな初兎ちゃんと校舎へと向かった。



___



若干しんみり続き…( × ̫ ×꒦꒷ )💦

楓さんのメンタルがやられそうです。


うあわ、、



追記!

明日忙しくて上げられるかわかんないです…߹ ߹💦

なるべくあげる!!

僕らの台本の1ページ

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

2,307

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚