テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
ヘタリア×カンヒュ好き
1,882
161
49
我的我
685
この話くらいからセカアサ要素結構ありです。
『ん…ぅ…』
「起きた?全く…心配かけないでよね。」
少し気まずそうに笑うフランシスの顔が目に入った。
起きて早々此奴の顔を見ることになるなんて最悪の1日である。
『アルフレッドとマシューは…?』
「開口1番それなのかよ…」
「2人とお前の精神状態のために、隔離するってさ。」
昨日のこともあったし、それが2人のためなのかもしれない。
段々目も覚めてきて、俺は自分がしでかしたことを後悔し始める。
『菊には、悪いことしたよな。』
『菊も菊なりに理由があるってのに…』
「まぁ、お前らしくていいんじゃない?」
お前会って1日だろ。
何で友達ヅラしてんだよ…
って俺も昨日そんなこと考えてたっけ。
「アーサー?」
「おーい。」
『すまん、考え事してた。』
適当にフランシスをあしらい、服を着替える。
って…
『なんで俺寝間着に着替えさせられてるんだよ。』
『昨日着替えた覚えはねぇぞ!?』
「あぁ、俺がやったけど?」
『っ〜…///』
裸を見られるだけならまだしも、服を脱がされるなんて…
屈辱的だ。
昨日の俺はなんてことされてるんだ。
『何してくれてんだよこのクソ髭!!』
「この髭お兄さんのチャームポイントなんだけど!?」
『昨日から思ってたけどお前やっぱりいけ好かねぇんだよ!』
口喧嘩をしていると、突然障子がすーっと開く。
その隙間から菊が顔を覗かせ、控えめな声で話しかけてきた。
「あの、朝ご飯が出来上がりましたが。」
『俺らも食っていいのか?』
「ええ。」
フランシスと目を合わせ、視線で合図した。
“喧嘩はもうやめにしよう。”
‘わかった、次回は1発殴らせてね。’
地味に会話が噛み合ってない気がしたが、菊が待っているようだったので廊下に出た。
「こちらです。」
菊は廊下をスタスタと歩いていく。
屋敷は思った以上に広く、菊を必死で追いかけた。
「どうぞ、お座りください。」
ストン
昨日のことがあったので少し気まずいが、目の前の美味そうな料理の香りには逆らえなかった。
「『いただきます。』」
『これ、誰が作ったんだ?』
「私ですよ。」
「これ、菊ちゃんが作ったの!?」
「我の菊をちゃん付で呼ばないでほしいある。」
「あなたのものになった覚えはありませんよ。」
昨日のことが嘘だったかのように騒がしくなる。
それが一周回って可笑しくて笑ってしまう。
『ふふっ、あははっ…』
「…」
俺がつい笑い声を漏らすとみんなの視線がこちらに向く。
『な…なんだよ…』
見つめられると恥ずかしくなり、顔を逸らしてしまう。
俺、なんか変なことしたか…?
「か…可愛いです…!」
「意外と可愛いとこあるじゃん?♡」
「不意に可愛いと思ってしまったあるよ…」
先ほどの倍ほど場は盛り上がり、俺は消えたくなった。
菊はボソボソと何かを喋りながら”女装服”と書いた引き出しを漁っているし、フランシスはやけに俺に近いし、耀は何故か箸で掴んだ煮物を俺に近づけてきくるし…
「なるほど…」
「アルフレッドさんやマシューさんのような可愛さではないけれど…あっ…」
「これなんてどうでしょう!?」
「え、菊ちゃん天才!?」
「似合いそうある〜!」
菊はフリルリボンがついたスカートタイプのワンピースのようなものを近づけてくる。
これは逃げられない…そう悟った。
『ーー!』
「〜〜!!♡」
「ーーーーーーーー…//」
「〜…〜…」
『くそっ…こんなの屈辱でしかない…』
「やはりアーサーさんにはメイド服でしょう!」
「菊ちゃんナイスアイデア!」
「あ…アーサーさん…」
「アーサーさん…?」
マシューとアルフレッドが扉の奥から顔を覗かせた。
俺の名前を知っているのは菊の教えだ。
騒がしかったので来たのだろう。
でも…でもな…?
『お前らなんて嫌いだぁっ!!』
ダダッ
この2人にだけはこんな姿見られたくなかったのに…!
コメント
7件
待って、、、超好きです。🥰寿命10年は縮みました。でも悔いはありません😊👍
なるへそ、なるへそ🤔一気にファンタジーになりましたね笑この前までの不思議はどこに行ったwwwコメに居るAIとは何だろ?
お疲れ、じゃがいも🍟(仮さん! 第6話読んだよ〜。 いやぁ、朝からフランシスに着替えさせられてるアーサー、最高に可哀想で笑ったわw 「クソ髭!!」って叫びながらも、ちゃんと菊たちの朝ごはんには素直になるギャップ、めっちゃ好き。 そしてまさかの女装回…!? フリルリボンのワンピにメイド服、しかもアルフレッドとマシューにバレて逃走するとか、完全に弄られ主人公のポジ確だな🔥 最初の方は距離あったのに、ここまで騒がしく馴染んでるの見ると、なんかこっちまで嬉しくなるな。 次も楽しみにしてるわ!