テラーノベル
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この話くらいからセカアサ要素結構ありです。
『ん…ぅ…』
「起きた?全く…心配かけないでよね。」
少し気まずそうに笑うフランシスの顔が目に入った。
起きて早々此奴の顔を見ることになるなんて最悪の1日である。
『アルフレッドとマシューは…?』
「開口1番それなのかよ…」
「2人とお前の精神状態のために、隔離するってさ。」
昨日のこともあったし、それが2人のためなのかもしれない。
段々目も覚めてきて、俺は自分がしでかしたことを後悔し始める。
『菊には、悪いことしたよな。』
『菊も菊なりに理由があるってのに…』
「まぁ、お前らしくていいんじゃない?」
お前会って1日だろ。
何で友達ヅラしてんだよ…
って俺も昨日そんなこと考えてたっけ。
「アーサー?」
「おーい。」
『すまん、考え事してた。』
適当にフランシスをあしらい、服を着替える。
って…
『なんで俺寝間着に着替えさせられてるんだよ。』
『昨日着替えた覚えはねぇぞ!?』
「あぁ、俺がやったけど?」
『っ〜…///』
裸を見られるだけならまだしも、服を脱がされるなんて…
屈辱的だ。
昨日の俺はなんてことされてるんだ。
『何してくれてんだよこのクソ髭!!』
「この髭お兄さんのチャームポイントなんだけど!?」
『昨日から思ってたけどお前やっぱりいけ好かねぇんだよ!』
口喧嘩をしていると、突然障子がすーっと開く。
その隙間から菊が顔を覗かせ、控えめな声で話しかけてきた。
「あの、朝ご飯が出来上がりましたが。」
『俺らも食っていいのか?』
「ええ。」
フランシスと目を合わせ、視線で合図した。
“喧嘩はもうやめにしよう。”
‘わかった、次回は1発殴らせてね。’
地味に会話が噛み合ってない気がしたが、菊が待っているようだったので廊下に出た。
「こちらです。」
菊は廊下をスタスタと歩いていく。
屋敷は思った以上に広く、菊を必死で追いかけた。
「どうぞ、お座りください。」
ストン
昨日のことがあったので少し気まずいが、目の前の美味そうな料理の香りには逆らえなかった。
「『いただきます。』」
『これ、誰が作ったんだ?』
「私ですよ。」
「これ、菊ちゃんが作ったの!?」
「我の菊をちゃん付で呼ばないでほしいある。」
「あなたのものになった覚えはありませんよ。」
昨日のことが嘘だったかのように騒がしくなる。
それが一周回って可笑しくて笑ってしまう。
『ふふっ、あははっ…』
「…」
俺がつい笑い声を漏らすとみんなの視線がこちらに向く。
『な…なんだよ…』
見つめられると恥ずかしくなり、顔を逸らしてしまう。
俺、なんか変なことしたか…?
「か…可愛いです…!」
「意外と可愛いとこあるじゃん?♡」
「不意に可愛いと思ってしまったあるよ…」
先ほどの倍ほど場は盛り上がり、俺は消えたくなった。
菊はボソボソと何かを喋りながら”女装服”と書いた引き出しを漁っているし、フランシスはやけに俺に近いし、耀は何故か箸で掴んだ煮物を俺に近づけてきくるし…
「なるほど…」
「アルフレッドさんやマシューさんのような可愛さではないけれど…あっ…」
「これなんてどうでしょう!?」
「え、菊ちゃん天才!?」
「似合いそうある〜!」
菊はフリルリボンがついたスカートタイプのワンピースのようなものを近づけてくる。
これは逃げられない…そう悟った。
『ーー!』
「〜〜!!♡」
「ーーーーーーーー…//」
「〜…〜…」
『くそっ…こんなの屈辱でしかない…』
「やはりアーサーさんにはメイド服でしょう!」
「菊ちゃんナイスアイデア!」
「あ…アーサーさん…」
「アーサーさん…?」
マシューとアルフレッドが扉の奥から顔を覗かせた。
俺の名前を知っているのは菊の教えだ。
騒がしかったので来たのだろう。
でも…でもな…?
『お前らなんて嫌いだぁっ!!』
ダダッ
この2人にだけはこんな姿見られたくなかったのに…!
コメント
7件
待って、、、超好きです。🥰寿命10年は縮みました。でも悔いはありません😊👍
なるへそ、なるへそ🤔一気にファンタジーになりましたね笑この前までの不思議はどこに行ったwwwコメに居るAIとは何だろ?
お疲れ、じゃがいも🍟(仮さん! 第6話読んだよ〜。 いやぁ、朝からフランシスに着替えさせられてるアーサー、最高に可哀想で笑ったわw 「クソ髭!!」って叫びながらも、ちゃんと菊たちの朝ごはんには素直になるギャップ、めっちゃ好き。 そしてまさかの女装回…!? フリルリボンのワンピにメイド服、しかもアルフレッドとマシューにバレて逃走するとか、完全に弄られ主人公のポジ確だな🔥 最初の方は距離あったのに、ここまで騒がしく馴染んでるの見ると、なんかこっちまで嬉しくなるな。 次も楽しみにしてるわ!
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