コメント
6件
リムった奴はしばく。 今年中3かな?先輩やんけ!(((うるさいわ 頑張ってね!!!
続き待ってます!!
『ナツキさん
今日もありがとうございました!』
訓練兵の子達は深々と頭を下げて
お礼を言ってくる
無邪気な笑顔が
私の心をくすぐってくる
練習場を後にして兵長の元へ向かった
コンコンと部屋のドアを叩く
直ぐに一言掛かってくる
『入れ』
「失礼します」
パタンと扉を閉めれば
ふわっと香るはラベンダー
私の家には必ず花が飾られていた
代々花屋として栄えていた私の家
母の影響もあり花好きとなった
私は自室には必ず花を飾っていた
───────大好きなラベンダーを
前リヴァイ兵長に
花が好きな事を話せば
興味無いと思っていたが意外に
楽しそうに聞いてくれていた
花言葉の話をすれば
『そりゃ、おもしれぇな』と一言
口角を上げて言う
意外すぎる反応に
私は驚きを隠せなかったが
1番は自分の好きなものを
共有し合えるのが嬉しかった
右手には紅茶、左腕には
書類を挟んで入っていく
部屋に入れば兵長は
机に向かいペンを走らせていた
その机にはまだ確認してないであろう
書類が山積みだった
空いているスペースに
コップをコトッと置いた
「お疲れ様です。
忙しいのは分かりますが
少しは休憩してくださいね」
兵長はパタッと走らせていたペンを置き
独特な持ち方でコップを持つ
『あぁ、助かる。
ちょうどキリもいいし
お前の言うように休むとしよう』
そう言って兵長は
紅茶を独特な持ち方で啜(すす)った
1口飲んだあと不思議そうに
コップの中の紅茶を見つめた
『…なんだこれは、薔薇か?』
「ええ、この紅茶は一味変わった
フレーバーティーでして
ライチと薔薇の2つの香りが
楽しめるフレンチレースという
紅茶なんです」
『ほう…』
「巷(ちまた)では
ちょっとした人気商品ですよ」
『そうか…悪くない』
【悪くない】…傍から見れば失礼な言葉と
捉えられるかもしれないがこれは
中々感情を表に出さない彼なりの
最上級の褒め言葉である
静かに1口、また1口
味わいながら飲んでいる
するとコップを置いたかと思うと
兵長が話しかけてくる
『指導、ご苦労だった』
「いえ、仕事をしたまでですよ」
『どうだ、優秀な奴はいたか』
「そうですね、数人」
『そうか』
ただの事務連絡のような会話
それでも私はその空間が好きだった
大好きなラベンダーの香りに
包まれた場所なら尚更
水に溶ける砂糖のように
混ぜれば溶けていく言葉
その液体が私の心を満たしていく
そっと窓際に置かれる花瓶を見つめる
『そう言えばお前は花言葉って
やつが好きなんだったな』
ラベンダーを見つめる私を見て
思い出したように言う
「えぇ、その花にぴったりな
言葉が付けられていて
面白くて大好きです」
『そうか。
……ラベンダーの花言葉はなんだ?』
兵長から
何か質問されたりすることは数少なく
興味を持ってくれているのだと思うと
とても嬉しい
「んー…私の大好きな人に
ぴったりな言葉です」
私の言葉に兵長は
少し顔を顰(しか)めた
『あ゛?回りくどい
言い方するんじゃねぇ』
『俺はそういうのは好かねぇ』
さっさと言え、と言わんばかりの
態度に私は期待を込め言う
「…そうですね
いつかきっと分かります」
『…そうか』
諦めたように息を吐く兵長。
私は目を瞑り困ったように微笑んだ
「えぇ」
もう一度ラベンダーを見る
その意味に気づくのは
きっと無いのでしょうね
貴方は
━━━━━━━━━━━━━━━
どうも主こと有栖です!
ほんとストーリー進まなすぎでしょ…
ていうかノベル書きやすすぎて
こっちしか書いてない(((
そしてフォロワー様400人
ありがとうございます!
…と言いたいのですが。
リムられまして399人です(*^^*)
リムるなら一言いってよぉぉっ
フォロー外します、それだけでいいのよ!
泣いちゃうよ!?
私メンタル豆腐以下なんだから
ほんと一言ください。
リムることに怒ってるんじゃなくて
声をかけずリムることに悲しんでるんです
とりあえずそんな話は置いとき、
主ね学校で好きな人が出来たんですね
でも主は中二でもうすぐ受験生なんです
恋と勉強の両立とか辛いよねって話で
告白して散りに行くんです
今月か来月に。
いや辛いって!!!
片思いまだ全然満喫してないって!
誰か慰めて(((
とりあえず今日はここらで
それじゃ#04で会いましょ!
ばいちゃ!
✼••┈┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈┈••✼
#03 ラベンダーそれは貴方
ラベンダー▼
あなたを待っています
期待・沈黙・清潔
━━━━━━━━━━━━━━━
❁*フレンチレースについて❁*
薔薇とライチの
2つの香りが楽しめるフレーバーティー
甘くエレガントな香りが特徴
薔薇は香り高いダマスクローズが
使われているそうです
フレンチレースの茶葉▼
✎*。ナツキちゃんの追加情報
・ナツキちゃんの家は代々お花屋さん
(ちなみにナツキちゃんの
おばあちゃんから)
・ナツキちゃんは花、花言葉が大好き
・ナツキちゃんの
調査兵団に入った理由は
もっと知らない花を見つけてみたいから