柊「!!」
小さい頃は輝樹に会えるだけで幸せだった
輝樹は家がなく、児童養護施設に住んでいた。
柊「輝樹!どうしたの?」
輝樹「柊がしんぱいでさ…会いに来たよ!」
彼は照れくさそうに笑う
そんな所が、大好きなんだ。
家では暴力や暴言が飛び交っていて、
帰りたくなかった。
だから、公園や近所でよく輝樹と遊んでいた。
輝樹「柊!落ちてたおかねをためたから、アイス買おうよ!」
柊「え!いいの?やったぁ!」
輝樹「へへ、柊のために集めてたんだぁ。」
なんて会話をしながら、過ごしていた
他にも、僕が何か困ったときはおばあちゃんの家に行っていた。
おばあちゃんだけが、親族の中で頼りだった。
しかし、老衰で亡くなり、僕の生活はますます苦しくなっていく一方になっていった。
今の僕があるのは、あの時の決断があったからだ
厭…決断がなくても、いずれはこうなっていたのかもしれない。
部屋は異臭にまみれ、血がこびりつき、脳裏に焼き付くような光景が
僕は、ちょっとだけ好きだ。
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