今回ドス君出てきます。
ドス君がドス君じゃないです(?)
敵対は、してる……?してるのか……?
キャラ崩壊が激しいです。
なんか敦君愛されてます。
それでもいいならどうぞ。
とある休日、太宰さんと出掛けている時、
太宰さんがこんな事を云いだした。
「なんかデートみたいだね」
「へぁ!?」
思わず顔が真っ赤になる。
恋人だから別におかしくは無いけれど、
そんな気は無く、単純に出掛けている時に
そんな事云われたら 誰だって恥ずかしい。
「おや?どうしたんだいそんなに照れて」
「太宰さんの所為でしょ……!」
つい敬語が外れてしまう。
「恋人なのだから普通だろう?」
「うっ…… 」
そんな優しい顔で云われても……
「おや、こんな所に武装探偵社の方が」
「「!?」 」
聞いた事のある不思議な声。
その声だけで
とてつもない悪寒が背中を走る。
振り返るとそこには
「……フョードル……」
そう、宿敵であるフョードル・ドストエフスキーが居た。
「敦君、武装探偵社に連絡を」
「はっはい!」
「それはさせませんよ? 」
フョードルは懐から銃を取り出し携帯を打つ。
「あっ……」
「まぁ、僕はただ話をしたいだけですので」
「話?」
「えぇ、その子、アツシを」
僕にくれませんか?
「はぁ……?」
太宰さんから呆れた様な声が出る。
まぁ、そうだよね。
だってかつて殺そうとしてきた奴が
僕を欲するんだもん。
「なんでこの子を?」
「単純です。ただ欲しかっただけ」
「異能が目当てじゃないのか?」
「勿論、異能も欲しいですよ」
「ただ、今は私欲です」
「私は貴方を気に入った」
淡々とおかしな事を云うフョードル。
その顔は本気だ。
「どうです?此方側に着きませんか?」
「厭に決まってるでしょ!?」
「まぁ、想定内の反応ですね」
「君にこの子は渡さない」
「太宰君、変わってしまいましたね」
「前迄はそんな事気にしなかったのに……」
「結構気にしていた心算だったのだけれどね」
「そうでしたか」
「兎に角、君にこの子は渡さない 」
「ならば力強くで」
「ちょっ……これどう云う状況……」
「一寸した取り合いかな?」
「取り合い……?」
「私達は君を好きなんだよね」
「へぇっ!?」
「嗚呼愛しい……」
「早く僕のモノにしたい……」
「貴方のモノにはなりませんから!」
「敦君、もう帰ろう」
「確かに暗いですしね」
「御前には云ってないから」
「僕も貴方には云っていませんよ」
「……」
冷ややかな目でフョードルを睨む大宰。
笑顔なのに目は笑ってないフョードル。
その間に挟まる敦。
何とも恐ろしい光景…………
否、逆にほのぼのしているか。
あとがき
最近ドス敦にハマってしまった主です。
欲望のままに書いてしまいました。
太敦好きな方はすみません…………
ニヤケながら書いた駄作ですので
見なくても大丈夫です……
いや最後まで見てるなこれ……
最後まで見てくれてありがとうございます……
これはストーリーとは関係ないので
次の話とは繋がっていません。
それではさよなら!
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