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「行くぞ若造」
そういうと景清はこちらに向かって一直線に突撃してきた。
早すぎて何も見えない、俺は素直に切られてしまった。
「ふ、、、、フル、、、リペア、、、、、」
気を失っていたはずのカリストが最後のマナを振り絞って回復させてくれていた。
そして最後の力を振り絞って大きな声でこう言い放った。
「この道を今すぐ振り返らずに走りなさい!!!!!!聖教会に向かって全力で走るのよ!!私のことはいい!!だから!!こいつを倒して!!」
これを聞いていた俺はすでに教会に向かって走っていた。
「若造よ逃さんぞ」
どのくらい走っただろうか、なんとか走って教会まで着くことはできたがもう体力がのこっていない。
「そこまでだ若造よ!!!」
景清が上から降ってきていた。
「行くよイオ」
「わかったエウロパお姉ちゃん」
「フォートレス・ルミナリエ」
2人が教会から出てきてこう行った瞬間目の前に半透明な虹色の壁のようなものが出てきた。
「ぬぅ!!くそっ!近づけぬ!!」
「レヴィさんですよね?話は聞いております、どうぞ中で待っていてください。」
「くそっ、この術は強すぎる、ここは一時撤退するとしよう。」
そういうと景清は消えてしまった。
「大丈夫ですかレヴィさん」
「お姉ちゃん!私お水持ってくる!!」
いろいろなことがありすぎて気がついていなかったが俺はかなり負傷していたようだ。
「ありがとう、俺はさ。今日ほんとはここに特訓をしにきたんだ。けど、俺のせいで君たちに迷惑をかけちまった。すまねぇ、、」
「レヴィお兄ちゃん、、、」
「そんなこと言わないでください。私たちはベイキナを魔の手から守るために生まれてきたのですから。だから安心して、あなたは死なせない。」
なぜだろう、俺と同じくらいの歳のはずなのにその背中はとても強くそして悲しそうに見えた。
「では早速なんですが!!特訓の内容を説明します!!!」
そういうと彼女はつらつらと説明をしていった。
次回「力が必要な理由」