目が覚めたら辺りが暗くまだ目が覚めたばかりのためどこか分からなかった。
「起きろ、ギルベルト。」
そういうと誰かに蹴られたのがわかった。
ようやく目が暗闇になれたきて周りの状況を確認するとそこには先ほど戦った2人と密室に閉じ込められていた。
「何者だお前は、俺をこんなところに連れてきて。」
「これだから落ちこぼれは嫌なんだ。強い魔術師たるもの相手の情報は常に頭に入れておかないとダメだろう。そうでなければ属性不利などの状況がわからなくなるからな。」
「俺は相手の情報は知らなくても虚空が使えるんだぞ、だから俺は負けn、、」
「そういうところが落ちこぼれなんだ」
そういうとまた話してる途中に蹴ってきた。
「いいか?お前は確かに虚空を生成できている。だがそれはマナによるものではない。ハース一族の血筋だからマナ関係なく作れているのだ。一族の血筋で保証される能力は物質を反発させてその空間自体を空にするだけで、そこから先の能力はマナは必要となってくる。だがお前にはルートがない。つまりお前は虚空を作っているだけで応用できていないんだよ。」
「じゃあ俺はどうしたら、、、」
「そのための俺たちさ」
「僕たちは今から君を殺しますぅ。そしたら君の中にあるマナは必死に生き返ろうとルートを作り出すはずなんですよぉ。ただし一回ではルートは出来ません。なので最初のうちはそこにいるヒーザが蘇生魔法をしてくれるので安心してくださいねぇ。」
「やるのか?やらないのか?」
「、、、、、、やるよ、、、」
そう言った瞬間レティスは持っていた剣で俺を滅多刺しにしてきた。
「ああああああぁぁぁぁぁぁ!!」
何もない密室に俺の叫び声だけが響いた。
「さてと、死にましたかねぇ。ではヒーザ、よろしく頼みますよぉ。」
「あぁ、輪廻転生」
「んん、もう一回目は終わったのか。」
「そうですよぉ。では二回目行きましょうねぇ。」
そういうとまた剣で刺してきた。
「これで二回目か、これは後何回やればいいのだ。」
「そうですねぇ、ルートはそもそも一日に一定量育って13歳の時に完成するんですよぉ。なので365×13回君を殺すことになりますねぇ。では三回目行きますよぉ。」
次回「人類の願い」
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