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「はぁ…はぁ……どこにもいないなんて…」
あれから家の周りを走って捜しまくったけど、全然見付からない
どぬくさんを見掛けたという情報もないし
完全に行き詰まった…
もう少し広い範囲を捜さないとダメかな
みんなにメールしよっと
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
るなside
さっきじゃぱぱさんからメールが来た
隣町まで範囲広げて捜そうだって
隣町までは少し遠いから、バスに乗って行きましょう!
ということで、バスに乗ると、ゆあんくんもいた
「あっゆあんくん!」
せっかくだしゆあんくんの隣の席に座っちゃいましょ
「るなさん!るなさんも隣町に?」
「はい、じゃぱぱさんからメール来たので
隣町を中心に捜して行きたいなと!」
「そっか、なら隣町についたら一緒に捜す?」
「はい!」
そこからは、少しゆあんくんと雑談したあと、
バスのなかで隣町に着くまでのんびりしていた
バスに乗ること約20分
隣ではゆあんくんが寝言を言いながら寝ている
可愛い…
その時窓の外を見ると、どぬくさんがいた……!
でもなにあれ……どぬくさんの周りを炎みたいなものが囲んでいる
普通だったら目立つはずなのに、周りはどぬくさんを素通りしていく
そんな…みんな見えてないの…?
とりあえず、早く行かないと!
「ゆあんくん起きてください!」
私は隣で寝ているゆあんくんをたたき起こした
「痛っるなさん痛いよ…」
「そんなこと言ってる場合じゃないです!
早く行きますよ!」
「へ?」
私はゆあんくんの手を引っ張って、どぬくさんのもとへ走った
その間に、みんなにメールとゆあんくんに説明しないと…
ずっとゆあんくん混乱してますからね
「聞いてくださいゆあんくん、どぬくさんを見付けました!」
「え!ホント?」
「はい、でも炎みたいなものがどぬくさんを囲んでいるんですよ!
それが他の皆さんには見えていないようで…」
「…炎か…とりあえず、近くに行かないとわかんないよね 急ごう!」
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
どぬくさんを追いかけていると、
どぬくさんが近くの路地裏に入って行くのが見えた
「行こう、るなさん」
「はい」
忍び足でどぬくさんのすぐ近くに迫った
そして__
「「どぬくさん!」」
どぬくさんの目の前にたった
「ゆあんくん、るなさん…なんでこんなところに……」
どぬくさんは、私達を目の前にして、一歩後ろに下がった
「それはこっちの台詞」
「勝手に家を出て…心配したんですからね!」
「…ごめんね、心配かけて……でもね、このこと誰にも知られたくなかったんだ
結局言う事になっちゃったけどね」
なんかとても深刻な問題そうですね…
無理矢理言わせることになって申し訳ないけど、これは必要な事です!
「……知られたくないこと?」
「うん…それはね___」