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ロリ魔王様と子供(29)成人男性の生活

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ロリ魔王様と子供(29)成人男性の生活

7 - 序章 少し運動してた人間を兵士と同格な扱いしないでください

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2026年01月26日

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学校での体育は30になる俺にとってはかなりしんどい運動になる。が、学生というものに現在なってるのでそれから逃げられないのも事実。毎日体育がある訳では無いがそれでも運動は意識してやらないと魔物の子供と圧倒的な差が出来てしまう。

いやまぁ、生物としてのステージが違うからその時点で置いてかれては居るんだけどそれでも追いつきたい感はあるので毎日ちゃんと散歩をして身体を慣らしてから軽いジョギングから始めたりしてる。

しかし、休日は魔法の練習と軽い読書くらいしかしないので無駄にしてる感はある。


「……なので別の選択肢を得るためにやってきました。」

「サトル。お前は訓練所ここを公園かなにかと勘違いしてるんじゃないか?」

「そんなことは無いですけど、やっぱり身体動かすにしてもこの歳だとどのレベルが無茶になるのか分からないので教官としても名高い『ソル』さんに頼もうかと思いまして……。」

暗闇の狩人クロのハンターソル。それが四天王ソルさんの二つ名というか異名らしい。可哀想な二つ名だなぁとは思う。で、彼女は獣人族でオオカミ系の血を引いてるらしく狩りが上手い。また、魔王城の兵の育成もしておりアオイさんとは別部隊の偵察隊とかをメインに取り組んでるらしいんですけど、部下の中には獣人族以外も結構いてこの世界で言う人間ヒューマという種族も傘下にいるらしくその辺の身体の使い方について詳しそうという事で来てみた次第である。

ちなみに魔王様には内緒で外出してます。ありがたいんですけどあの人ものっそい過保護なので…

「お前でもできる運動だと?生きてて何を経験してきてるんだ?」

「単純に走るとかそういうことしかしてないかなぁ……。」

「なんも出来そうにないなお前。」

「ごもっともすぎて何も言い返せないっす。」

「魔王城に居る以上最低限動けないといけない上に戦えないといけない。なので今からサトルさんには訓練兵と同じメニューをこれからやって頂こうと思います。」

「すんません運動してない人間に戦に出る方々と同じメニューは比喩ではなく普通に死んでしまう可能性があるんですが?」

「大丈夫です。この世界には魔法というものがありまして疲労も無かったことにできますから。」

「元の世界のエナドリ以上に健康上絶対に良くないという事だけは知識のない俺でも分かりますけどそれ宜しくないですよね?」

「短期間で身体を作るにはこれが一番です。」

「別にムキムキになってあれこれしたい訳じゃなくて年齢的に運動もしとかないと健康的に良くないよねって気持ちで来たんですけど、もしかしなくても俺兵士にさせられようとしてる?」

「一応魔王様からはペットであり部下であり子供であり家族とお聞きしてますので、兵にしても問題はないかと独断ではありますが判断させてもらいました。」

「おじさん死んじゃうけどいい?」

「大丈夫です。まずは訓練兵の皆さんに近づける為にサトルさんに様々なバフを付与します。その状態でそこに並んでる訓練用の木製武器を選んでいただき私とやり合ってもらいましょう。」

「はっはっはっはっ!!勝てねぇ………。」

「当たり前です。一応私四天王という部類にいるので負けること自体許されないですからね。」

「少し運動しようかなって思って来ただけなのになんか大変なことになってるわ……。」

「それじゃあまずは貴方にバフを掛けます。」

そういい何かを唱えたかと思えば突然自分の体が軽くなったような感覚が起き、次に肩こり腰痛なども消え失せて大袈裟に言えば学生時代のしかも運動部に属していた全盛期並に体が軽く身体能力もそれ以上に跳ね上がっていた。

「な、なんだこれ!?体がめっちゃ軽いぞ!」

「詳細はミメイに聞くなり自分で調べるなりしてもらって、今あなたは生きてきた中で一番動けてきた時代、その全盛期と同等かそれ以上の身体能力を獲得しました。その状態で私と手合わせ願おう。」

「剣も槍も斧も刀も全部使ったことないけど子供の頃のチャンバラごっこと厨二病を拗らせた経験を活かしてここは男の子大好き刀を選択しようかな。お土産の木刀も買ったからね。」

そして手頃な長さの刀を手に取り我流で構える。

「それでは私は素手でいいでしょう。」

「素手っていくら何でも…」

「正確にはガントレットなどは装備させてもらいますがそれで十分です。何処からでもどうぞ?」

「なら遠慮なく!」

そういいまずは縦に刀を振るうがサラッと左に流れて避けられてしまう。直ぐに体勢を変えて今度はそのまま横に振ってみるがこれも後ろに下がってまた避けられてしまった。しかし後ろに下がりながらとなると動きにくいと思ったためまだ攻撃の手を休めずそのまま距離を詰めて今度は突き攻撃を仕掛けるがこれもサラリと避けられ俺の横をミントの香りを微かに残しながらソルさんは通り過ぎていく。

「く、くそっ…。どれかは掠りはすると思ったけどこうも上手くいかないもんかよ!」

「残念だったな。とはいえ本当に初めて触るにしては択としては悪くないものを選んでたな。」

「元の世界ではゲームとかあってそこのモーションを参考にさせてもらったりしたからね。」

「経験が無いなりに持ってる知識で形にしたって訳か。だがやはり少し無駄が多いためこうして避けられてしまった訳だな。」

「なら刀をちゃんと両手で持ってみようかな。」 

「そうだな。刀は本来両手で持って真価を発揮する武器だからな。」

「そんじゃあこっからが本番だソルさん!」


「………はいおつかれ〜。ズブの素人で運動してきてない人間のおっさんの割にはいい動きしてたよ。」

「はぁ……はぁ………はぁ……………。もーやめた。やっぱり運動はジョギングとかだけにする。」

「最低限動けないといけないからあんたも私の訓練兵と同じメニューを受けてもらうよ。枠としては一応特別生として扱ってあげる。」

「………結構です。」

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