テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
??「先生〜?早く起きてください〜???」
ゲン(私)「う…マコトくん?」
マコト(助手)「あ、起きた」
ゲン「君が起こしたのでは…?」
マコト「普段からそれくらい簡単に起きてくださいよ、ほらそろそろ依頼人が来る時間ですよ」
そういうとマコトくん…月光 マコトはお茶の用意をしに行ってしまった。
…私は…いや寝起きで頭がふわふわするな、少し頭の整理をしよう。
先ずここは華神町、 事件がそれはもう某少年探偵が住まう町よろしくよく起こるおかしな町だ…いや、高校生探偵だったか?あいにく漫画は詳しくない。
…とにかくだ、私はそんな華神町で探偵をしている【有栖川 ゲン】だ、そして今お茶の用意をしている青年は【月光 マコト】、私の助手だ。
私達はここ、【有栖川探偵事務所】にて日々舞い込んでくる事件を解決している…マコトくんが
…いや、私だってちゃんといい所まではいくんだ、だけどマコトくんにはどうしてもかなわなくて…いや助手にかなわない探偵ってなんだ、普通逆だろ!
マコトくんに事件解決を頼みに来る人は多い、だから本来探偵であるはずの私がどれだけポンコツだろうと有栖川探偵事務所にはよく依頼が舞い込んでくる、って誰がポンコツだ!! 私は、断じて、断じて!認めないからな!!最弱探偵だのへっぽこ探偵だのめちゃくちゃ言いやがって!!!世間め!!!
マコト「ゲン先生〜?百面相してないで、ほら、時計みてください!」
ゲン「ぅえ!?、あ、ああ、すまないねマコトくん」
マコト「全く…ほらメモ帳とペン、ちゃんと依頼内容メモしとくんですよ!」
ゲン「あ、ああ…」
…さては私探偵としての威厳ないな?
しばらくすると玄関のドアがノックされる、依頼人だ。 マコトくんがで迎えに行ってくれたので私は彼が入れてくれた珈琲を1口飲んだ。
マコト「さて、ゲン先生、この方が今回の依頼人です」
依頼人「…」
ゲン「あなたが…まずはお名前をお伺いしても?」
依頼人「私は、灯 クラゲ…です」
ゲン「…灯さん…単刀直入に聞きます、今回の依頼内容は」
クラゲ(依頼人)「…居なくなった私の息子を探して欲しいんです」
……
…………
………………
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
今回の依頼人【灯 クラゲ】
女性 30代 主婦
黒くて長い髪は手入れできていないのかボサボサで目の下には隈がある。
旦那さんは県外で働いている。
小学生になったばかりの息子さんが居る。
依頼内容
行方不明になった息子の捜索
家の近所にある公園で目を離した隙に何処かに消えていた。
怪異事件の可能性:未だ不明
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
依頼人が帰ったあと、話を聞いてまとめたメモに目を通す。
にしても…
ゲン「小学生になったばかりの子供……」
ふとまだ幼い娘が頭をよぎる。
マコト「…見つかるといいですね」
ゲン「…そうだな…いや、私達が見つける!だろ!?」
マコト「そうですね」
ゲン「助手とはいえなんだその他人事風は!依頼だぞ!?」
マコト「気のせいですよ」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
キャラクター解説
有栖川 ゲン
有栖川探偵事務所の探偵、かなりのポンコツで世間では最弱探偵だのへっぽこ探偵だの散々な言われよう、勘は悪くない。
妻と幼い娘がいるが、現在は探偵事務所で寝泊まりしているためほとんど家に帰っていない。
月光 マコト
有栖川探偵事務所で探偵助手をしている、ぶっちゃけ探偵よりも探偵向いてる、なんなら有栖川探偵事務所の探偵だと思われてる、助手です。
普通に探偵事務所の近くのアパートに住んでる。
2人のデザインそのうち描きたい……
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!