前回のifルートです。シリアス注意
エビス…警察
パチオ…白市民(クレープ屋)
よわき、つよき…ギャング(868)
客船が終わり、ヘリ1車2に追われている状態。
レダーさんも護送され、自分1人だ。
「しょうがない」
車から降りて、警察の銃弾を避けながら警察ヘリを墜落させた。
「あと2…」
豪邸前に向かい、利確しかけた時に後ろのパトカーから警察官が降りて来て銃を向けた。
「動くな…撃つよ」
僕はゆっくり手を挙げて無抵抗の意思を見せた。降りて来た警察官、エビスが僕を捕まえようとしたしたが、手が震えて立ち止まっていた。
「やっぱり…僕は」
エビスが何かを言いかけた瞬間、別のパトカーに乗っていた警察が発砲した。右肩に当たり穴が開く。その穴からは血が吹き出した。意識が朦朧としてはっきり見えなかったがエビスが何かを言って、目には涙が浮かんでいた。
「…ん、つ…君」
ゆっくり目を開ける
「あ、起きた。大丈夫だった?」
刃弐さんが心配して、自分を看病してくれた。
「エ、エビスさんは!?」
刃弐さんはゆっくり悲しそうに説明してくれた。
「つよきが気絶した後、エビスがつよきを抱き抱えて泣いていたんだ。ごめんってずっと謝ってたよ」
エビスさんが僕の事を…、と考えていると刃弐さんは話し続けた。
「で、ケインと芹ちゃんが助けに来てつよきを取り返したってわけ」
「じゃあ、エビスさんは…」
「ケインがエビスを撃って無理やり取り返したから…今は病院に居るんじゃないかな」
僕は急いで病院に向かった。
「エビスさんは?!」
救急隊がちょっとびっくりしながらも部屋に案内してくれた。
沢山の管に繋がれ、包帯をぐるぐる巻きにされた状態のエビスさんが眠っていた。
僕はエビスさんの手を握り「ごめんなさい」と謝罪を繰り返した。
その日から毎日、病院に行っては今日あった事を話して帰る。いつ起きるか分からないその日まで永遠と罪を背負って生きる。よわきはどんどん衰弱していき犯罪をする気力さえも出なくなった。
「警察は殺すべきです」「邪魔者は消さなきゃ」「警察はゴミ」
つよきや、犯罪者は警察を嫌っている。でも僕はそうとは思わない。 「優しい警察も居るんだ」「皆、悪い面しか見てないだけ」そう信じていても、つよきが否定してくる。もちろん868の皆も。
誰にも言えない、言っても否定されるだけ。「苦しい」「辛い」負の感情を抱えてこれからも生きていく。犯罪者として…。
コメント
1件
えーん…心が痛いよぅ、闇堕ちバッドエンド。もう描きません!!辛い