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その日は仕事デイだった。仕事という事は、もちろん、ダンジョンを攻略しに行くという事だ。
その日は、俺(月野)、ミア、ジョーカー、ゾード、サニー、そして、バニラの万全のメンバーでダンジョン・ミーナに向かった。
ただ、ダンジョン・ミーナは変化型のダンジョンであり、地図は存在しない。
俺たちは手探りで地下への道を切り開かなければならなかった。
「恐らく、ダンジョン・ミーナは氷のダンジョンです。
水系のトラップが考えられますし、遭遇するブルーベアも水・氷系の魔法を使ってきます。
私とミアさんは相性があまりよろしく無いですね…
サニーさんが攻撃の要になってください。」
ゾードが言った。
「OKにゃ!」
そして、ダンジョン・ミーナに向かった。
いつもならば、シャニルたちに乗って快速で進んでいくのだが、変化型トラップ系のダンジョンではそうはいかない。
俺たちはトラップに注意しながら、慎重に進んでいかなくてはならなかった。
狭い道を潜るように進み、広いホールに出たと思った途端に、道が塞がれ大雨が降り始めた。
そして、奥から地下3階のボスが現れたのだ。
キングブルーベア…
水位は上昇しつつあった。
恐らく、あのキングブルーベアを倒さなくては水死するのだろう。
「広がるにゃ!
全員合図で高く飛ぶにゃ!」
サニーが指揮を取る。
「せーの!にゃ!」
俺は高く高くジャンプした。
その瞬間、凄まじい電撃が水を伝ってキングブルーベアに襲いかかった。
しかし、キングブルーベアはかろうじてまだ立っていた。
「水が腰まできてるぞ!」
バニラに至っては触手で身長上げして、なんとか無事なレベルだ。
「衛輔さん、水中から攻撃を仕掛けます!
潜ってください!」
「えぇ!?」
今度は潜水で攻撃をするようだ。
俺は深く潜りながら、キングブルーベアの足元まで辿り着いた。
剣を二閃させる。
ゾードも反対側からキングブルーベアの足を斬りつける。
「ぶはっ!
今だ、サニー!
頼む!」
俺は平泳ぎで呼吸しながらサニーに言った。
「任せるにゃ!」
サニーは雷属性のパンチの連撃をキングブルーベアに浴びせた。
そして、キングブルーベアは倒れ、雨が止んだ。
排水溝が開き、雨水をどんどん吸い込んでいく。
俺たちはやっと普通に立つことができた。
「ふぅ、すごいトラップだったな。
まるで、水泳の授業だよ。」
俺はやれやれと髪を掻き上げた。
その後は特にトラップも無く、地下5階までやってきた。
この奥に、覚醒体アポカリトが居るはずだ。