数日経って業とか渚くんたちとご飯を食べようと思ったら電話がかかってきた
「誰から?」
『あ、学秀だ。ちょっと電話でてくるね』
「ん、」
「(あ、業くん機嫌悪くなった。ほんとに〇〇の事好きなんだな〜 )」
「業くん」
「どーしたの茅野ちゃん」
「業くんって〇〇ちゃんが初恋なの?」
「は、え?」
「初恋なんだ笑」
「…そーだけど。」
「じゃー全力で2人をくっ付けなきゃだね!」
「ん、ありがとう」
その頃〇〇は
『なに?学秀』
「今日全校集会があるだろ」
『そうだけどそれがどうしたの?』
「今日は本校舎でお昼を食べろ」
『え?嫌だけど』
「お前は副会長だろ?」
『え〜そうだけどE組のみんなと行きたいんだもん』
「そんなこと言っても無理だ」
『えー』
「ねー〇〇ちゃーん!そろそろ時間だよー!」
『あ、呼ばれたからもう行くね』
「あ、ちょっ!」
「なんの電話だったの?」
『え、そんな般若みたいな顔してどうしたの。なんか全校集会だから本校舎でご飯食べろーって言われた』
「は?行かせねーよ?」
『元々行く気ないよ笑』
「そ、ならいいけど。ま、俺集会サボるけどね」
『えー』
「別にそれでバツ受けても痛くも痒くもないし」
その後色々ハプニングが起きながら本校舎にたどり着いた。ほとんどのハプニングは岡島くんが受けてくれた笑
E組は成績不振、素行不良の人達が落ちるクラスだから本校舎の生徒に影響を与えないようにと山の上の隔離校舎まで通わされている。でも月に一度の全校集会はE組はどのクラスよりも早く本校舎の体育館まで行かなければならない
「急げ、遅れたらまたどんな嫌がらせされるか分からないぞ」
「前は本校舎の花壇掃除だったっけ。」
「いやぁ、きつかったよなぁ」
『いや、前原くんほぼサボってたじゃん』
「あは、そうだっけ?笑」
「あーもー!!なんで私たちだけこんな思いしなきゃいけないのー!!!」
そんなことを言っていたら生徒会長様の学秀がやってきた
「〇〇!!」
『もーなによ。学秀うるさい』
「うるさいじゃない!!なんで来なかったんだ!」
『だーかーらーE組の皆といる方が楽しいからだって言ってるじゃん。てか学秀には関係ないでしょ。学秀A組だし』
「だ、だが…」
『とーにーかーく!私陰口とか言われても別に平気だし気にしなくていいの!』
『皆もう行こ!早く行かないと怒られちゃう』
「そうだな!早く行こーぜ!」
昼休みが終わってほかのクラスの生徒もやってきた
「みて、〇〇様よ」
「ほんとだ!今日も美しいな」
そんなことを本校舎の人は話していた
「〇〇ってほんと人気だよな〜」
『私もE組なのにね〜』
「美人な副会長様だかんね」
『莉桜、それは言い過ぎ』
「だってほんとの事じゃーん」
全校集会が始まって、大会での賞状を渡したりなーがい校長の話を聞き、校長が最後に言ったことは
「要するに、君達は全国から選りすぐられたエリートなのです。この校長が保証します。が、油断しているとどうしようもない誰かさんたちみたいになっちゃいますよ」
「「「「あはははははは!!」」」」
「こら君たち笑いすぎです。校長も言いすぎました」
ニヤニヤしながら言われてもねぇ
『バーコード野郎が残りの髪の毛全部引き抜いてやろうか』
「〇〇、それはやめといた方がいいと思うぞ」
『しゃーない。クラス委員の方に言われたからやめとく』
「うん笑(業いなくて良かった。いたら絶対殺される)」
【続いては生徒会からの発表です生徒会は準備を進めてください】
「〇〇は行かなくていいのか?」
『んーまぁ大丈夫なんじゃない?何も言われてないし』
「そっか」
そんなことを磯貝くんと話してると他のクラスがざわめき始めた
「誰だ?あの先生」
「シュッとしててかっこいい」
「どうも。E組担任の烏間です。別校舎なのでこの場を借りて挨拶を」
「あ、はい」
うわぁいい歳したおばさんがぽっとしてるよ気持ち悪。顔赤くしてんじゃねーよ
「〇〇、しかめっ面になってるよ」
『あぁ、ごめん。いい歳したおばさんがぽっとなってるのが気持ち悪くて』
「口悪すぎ笑」
『ごめんなさーい』
「(ほんとにこの場に業いなくて良かった)」
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