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チャットノベルが書けないので通常でやる。
地雷さんは回れ右
勝手な設定→[同棲・その他服装]
「いろはー まだー?」
キッチンで晩御飯を作っているとふいに私を呼ぶ声が聞こえてくる。ソファーでゴロゴロしながら呼びかけているのは威厳のない総帥だ。そんな事言うなら手伝ってくれてもいいんじゃないかと思うがこれもいつものことだ。
「もう少しでござるよー」
火加減を見ながら声を返すと「わかったー」なんて気の抜けた返事を返してきて。夏は料理をしているとすごく汗をかく。
それでシチューを作った日にはTシャツはびしょびしょだ。ラプ殿のリクエストを聞いた結果がこれだ。
作り終わったら先にお風呂に入ってしまおうと考えて料理を続ける。
「できたでござるよー」
ダイニングテーブルにシチューを置いて呼びかけるとキラキラした目でドタドタとかけてくる。
本当に子供っぽくて可愛いなぁ…なんて考えながらもお風呂場に行こうとする。
「あれ?いろは一緒に食べないの?」
「先にお風呂入るでござる。」
そういってラプ殿に背を向けてお風呂場まで行こうと思ったがすごく寂しそうな顔をされる
極めつけにはTシャツの裾を掴まれてしまう。結局私はお風呂を後回しにした。
「「ごちそうさまでした。」」
ラプ殿と談笑しながら食事を終えた。今日は配信をお休みにしているし、汗を流してゆっくりしよう…と思ったのだけれど。
「いろは!一緒にお風呂入ろー!」
脱衣所で服を脱ごうとしたら突撃してきた。いつもならいいよと言っていたかもしれないけど,正直今は一人でのんびり入りたい。
「いやでござる」
「なんで!?いいじゃん一緒に入ろうよぉ!」
「今日はのんびり入りたいでござる」
「ヤダヤダ一緒に入るーーー!!!」
「入らない!」
少し大きな声でそう言い,私はさっと浴室に入って扉を閉めた。
「はー…」
ラプ殿はあのあと特に抵抗なく大人しく部屋に戻ってみたいでゆっくりお風呂に入ることができた。
そして今はラプ殿がお風呂に入っているらしい。ベッドに入ると急に眠気が襲ってくる。配信も休みだし…そう思い瞳を閉じたタイミングで扉を叩く音が聞こえた。
「いろはー入ってもいい?」
「いいでござるよー…」
体を起こしてそう答えるとパジャマ姿のラプ殿はすぐに部屋に入り拙者の方に来て…私を押し倒した。
次回に続きます(センシティブ)