テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
目が覚めたら異世界に飛ばされていました
第一話 「背後から忍び寄る影」
「ー王様、ついに見つけました。」
「こいつではないでしょうか?(女が映った写真を見せる)」
「…間違いない。こいつを捕えてこい。」
「承知致しました。」
ーやっと見つけたぞー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
チュンチュン
ん…もう朝?
朝来るの早すぎでしょ…
早く起きてご飯食べよーっと
私のお気に入りの服どっかいっちゃったぁ…
…探すの面倒臭いからいいやっ!
え?私の名前?
私は如月 凛花(きさらぎ りんか)
私はこの名前キラキラネームっぽくてキライかな~
無職のズボラ女子。
あとちょっとでお金が無くなっちゃうからアルバイトしようと思ってるんだ~
「ん~!」
(凛花が伸びをする)
「最近、外出てないし…久々に散歩でもしに行こ~」
ガチャ
「よし!カギかけたし、これで大丈夫!」
「久々だから、散歩したい所めっちゃあるんだよね…どこから行こうかな~」
「…」
やっぱり気のせいじゃない…
あの男の人ついてきてる…
怖い…走らなきゃ…
タッタッタッタ
(後ろから走る足音が聞こえる)
嫌だ…誰か…誰か助け…
「あ…」
(凛花が石につまずいて倒れる)
ズデッ!!
あれ…なんか…意識が…
ーやっと捕まえられたー