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ええと、今回は、❤️→🩷×💛←🤍です。
難しいですねー。とりあえずさのじんを期待している皆様はさようなら。
⚠️/暴力表現あり・屑シチュ/⚠️
佐 ) じんとー、腹減った!
仁 ) 自分でやれよ
佐 ) だーって俺疲れてるんだもん。あ、じゃあいっしょにつくろ?ね?
仁 ) はー、めんどくせ…
…最近はよく、過去の会話を振り返る。
面倒臭い。そう思えただけで俺は幸せだったのかもしれない。
平凡な、一般的に見れば普通な生活がしたい。
なんなら俺はもう、こいつと一緒にいたくないのかもしれない。
佐 ) なぁ
仁 ) …ん
佐 ) 飯。
仁 ) はぁ…
佐 ) 何?そのため息
仁 ) 別に。
佐 ) っそ
互いに口数が減って、常にピリッとした空気が流れている。
気づいたらこんなんになっていて、多分もう、戻れることはできないだろう。
最後に名前呼んでくれたの、いつだっけ。
俗に言う倦怠期かと思ったが、こんなのがもう3ヶ月と続いた。
というより、以前より酷くなってる。会話なんて2日に1回するかどうか。家にいる時間だって少ないし、なんならこの前は、変な香水の匂いが着いていた。
…今日も、ついてる。これ、もしかして、女?
仁 ) …おい、お前さ
佐 ) 何、
仁 ) その匂い、なんなの?女?
佐 ) っ…
少し焦った様子が見えた。やっぱそうなんだな。
ああ、目の前が滲んでいく。俺やっぱこいつのことちゃんと好きだったんだ。
仁 ) やっぱ、そうなのかよ、
そう残して俺は家を出た。
夜22時。土砂降りの雨で、風も強い。
勿論飛び出してきたから傘なんて持ってないし、スマホの充電もほぼほぼ無い。
モブ ) …な、お兄さん、こんなとこでなにしてんの?
仁 ) は…、あんた、だれ、
モブ ) 今はそういうのいいでしょ?ほら、俺ん家来ようよ。
仁 ) え、ちょっとそれは…
モブ ) いいから。強制
仁 ) ぁ、いや、ほんとに、
腕を捕まれ、必死に抵抗していれば
腕や脇腹辺りを強く殴られた。
そんな衝撃に身を震わせていれば、気づいたらあいつは居なくなっていて、俺1人、ぽつんと道端に立っていた。
「 …仁ちゃん、? 」
なんか俺、幻聴まで聞こえてきたのかもしれない。こんな土砂降りの中、俺の聞き馴染みのある声がきこえてくるわけ、
柔 ) …仁ちゃん!
仁 ) じゅう、たろ、?
俺を見つけてくれた安心感と、先程の恐怖がぶわっと俺を襲ってきて、柔太朗の顔がボヤける。
柔 ) ちょ、仁ちゃん、泣かないで、俺ん家来る、?
勿論迷いはなく、ゆっくりと頷いた。
長くなりそー。〆ます。続きお楽しみに。