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ゼッテー伸びないけどなんか作ってみた
??「…」
まだ青い霧の濃い青の時代で───
私はこの世界を変えるために生まれた
この青の時代で、黒の時代で
最終最強兵器と呼ばれた
別名 「bloodyQueen」
血まみれの女王___
??「…」
ポートマフィアが勢力を段違いに削った時があった
それは私がいたからだ
先代首領が亡くなってから森 鴎外が首領となった
私の情報には殺人件数1500万人となっていた
まさに人を殺す才能があったように
太宰「あ〜…暇だよ…」
中也「任務はどうした、クソ太宰」
太宰「もう終わったさ、暇でしかないよ」
中也「あ?あの任務大規模だったろ」
太宰「僕がやればすぐに終わるさ…」
中也「チッ…」
太宰「舌打ちするくらいなら面白い話くらいしてよ」
中也「あ”ぁん?なんで手前のために面白ぇ話なんか…あ、そういや…」
太宰「なにか思いついたのかい?」
中也「噂程度だけどよ、昔ポートマフィアが壊滅に追い込まれた時があった…みたいな話があるぜ」
太宰「僕がいなかった時かな?」
中也「俺も知らねぇよ、首領に聞け」
太宰「はいはい…」
太宰「森さーん」
森「うわぁっ!?太宰君!?ノックしてよ…」
太宰「はいはい…ところで、中也から聞いたポートマフィアが壊滅に追い込まれたって話は?」
森「…あの子のことかな」
太宰「森さんがそこまで考え込むのは初めて見たよ」
森「あの子は謎に包まれてるからね」
太宰「ふーん…どこにいるの?」
森「座敷牢だよ」
太宰「…そ、じゃあ興味あるから行ってくる」
太宰「…暗いし血腥い…」
服の擦れる音と血腥い匂いが漂う
太宰「そこにいるんだったら出てきなよ」
??「…」
紅き冷たい目をしていた
太宰「女…」
まるでここだけ時が進んでいないようだ
太宰「時計…」
太宰は目を疑った、自分の携帯電話を見ると…
太宰「…未来…?」
この空間は何かがおかしい…
??「私の名前は…ルカリオ・セレアス…」
太宰「ふーん…」
セレア「…私を…織田作に会わせて」
太宰「なんで友人でも、幹部でもない君に織田作を会わせなきゃいけないの?てか、織田作って呼んでもいいのは僕だけ」
セレア「会わせて」
太宰「あーもう煩いな…」
セレア「…」
ガチャ
太宰「だから餓鬼は嫌いなんだよねぇ…」
セレア「…」
太宰「織田作〜、お客さんだよ」
織田作「?俺に友人は…」
セレア「!!織田作…!泣」
織田作「おっ…と」
見るや否や、謎の少女は織田作に抱きついた
太宰「一寸!?💢」
織田作「孤児なのか?」
太宰「いや、ポートマフィアの座敷牢に入ってた」
織田作「そうか…」
太宰「織田作の事知ってるみたいだけど、知らないの?織田作は」
織田作「見たことないな…」
さっきまで無表情だった少女は泣いて織田作にくっついている
セレア「…泣」
織田作「どうした?」
セレア「私は…未来が見える…」
織田作「未来…俺と同じタイプの異能力者か?」
セレア「正確には違う…そして、私の見た未来は…織田作が死んでしまう」
織田作「俺が…?」
セレア「お願い…お願いだから、ミミックと会わないで」
織田作「ミミック…?」
太宰「ミミック…今芥川君が向かったところじゃないか」
セレア「情報なんでもあげる、だから、やめて、お願い、お願い!」
太宰「そんなに必死になる事…?」
セレア「また、一緒に…飲みたい、私は未来から来た…異能力で…」
織田作「未来から来た…?俺たちはどういう関係だったんだ?」
セレア「私が今未来を変えたから…違うようになってしまっているけど…本当は、太宰が興味を持って、私を座敷牢から出して、幹部まで上り詰める、そうして織田作とも仲良くなっていく…っていうストーリーだったけど…織田作は未来でミミックのボスと戦って相打ちで亡くなる…」
織田作「そうか…」
セレア「だから、その未来を変えに来たの、私はこっちに来た反動で14歳となったけど…」
セレアは太宰の事を何か恨んでいるようだった
織田作「ところで、セレアはなぜ太宰と目を合わさない?」
セレア「…なんでもないの」
目を濁らせて、冷たく冷めた目をしていた
織田作「…そうか」
それから私は織田作を死なせないようにしたはずだった
なのに…
どこで間違ってしまったのだ───?
織田作「太宰…落ち着け…」
太宰「織田作…!今から行けばまだ間に合う!だからそんなこと言う…」
織田作「太宰…!」
セレア「あ、ぁぁぁ…」
織田作「____」
太宰「…わかった」
それと同時に織田作は息を引き取った…
セレア「…2回目…」
私は心が壊れていた、二度と戻らぬ…友人の姿を…2回も見ていたから…
もうこれで2回目だ、いつになれば私は大人になれるのか
その先は…太宰がポートマフィアを抜けた
セレア「首領、報告書です」
あれから二度と消えぬ傷を背負った私は…
森「セレア君、少しいいかい?」
セレア「はい」
森「樋口君と人虎を生け捕りにしてきてくれるかね?」
セレア「はい」
最初のあれです☆
武装探偵社を出てすぐ…
セレア「樋口さん」
樋口「どうしました?」
セレア「ちょっと…」
バキッ
樋口「?」
セレア「…」
そして色々展開しまして
虎「ガァァァァ」
芥川「__!」
セレア「大丈夫?樋口ちゃん」
樋口「えぇ…」
太宰「はぁい!そこまで!」
セレア「…」
芥川「___」
樋口「___!」
太宰「____笑」
セレア「大丈夫?」
敦「え、あ、は、はい!」
太宰「おや…君は…」
セレア「…」
私はその憎い顔を見た瞬間思わず発砲してしまった
バンッ
太宰「いッ…」
その銃弾は頬をスレスレに行き、少し切れていた…
樋口「どうしたんですか…?!」
セレア「…」
太宰「そうかい…君がいたから盗聴器が聞こえなくなったのだね…」
セレア「芥川、早く行こう」
芥川「はい」
太宰「ワープなんてダーメ♡」
私は異能でワープしようとしたけど、無効化されてしまった
セレア「…」
私の目を見て少し芥川は下がっていた
とんでもない大きさの殺気を出していたから
芥川「…(相当お怒りだ…)」
太宰「喫茶店で話でもしようじゃないか」
セレア「…」
私は一言も話さずその憎い背中をいつ刺してやろうか考えていた
太宰「まるで君は変わらないねぇ…」
セレア「なぜ、太宰がいながら無理にでも止めなかった?」
太宰「…」
黙りとするだけで太宰は答えなかった
セレア「昔からそこは変わらない…」
私は太宰が何を考えているかなんてもうわかってる、でもそれからも目を背けた
太宰「そんなことより、君は今誰の部隊にいるのだい?」
セレア「中也君の部隊だけど」
太宰「うぇ、蛞蝓の部隊にいるの?センスないよ君」
セレア「…太宰が抜けてすぐ私は幹部になった、五大幹部の1人になったあとも、部下は2000万人にも昇った上に…懸賞金までかかった」
太宰「おぉ、懸賞金か」
セレア「bloodyQueen…引き渡せば1000億のお金になる」
太宰「…一生遊んで暮らせる金額だねぇ」
セレア「ポートマフィアは私のことを利用するだけ利用して捨てる気だっていうのはもう知ってるけど、私はそれでもいい」
セレア「織田作のいた場所にずっといるためなら」
太宰「君はやっぱり変わらない」
セレア「太宰は変わった、命の価値なんてどうでもいいような目をしてたくせに」
セレア「今更偽善者になったところで何をしたいのか分からない、織田作と最後に話したのも太宰だった、私の気持ちなんて知らないくせに」
…今思えばただの嫉妬だ、織田作に大事にされている太宰が羨ましいだけだった
なんて罪深く愚かで醜いんだろう
太宰「…それじゃあ、またね」
セレア「…二度と顔も見たくない」
【続く】