優しき吸血鬼

〖水色と黒色の警察〗

赤「そういえば名前は？」

桃「なんだっけ…実験体No.105号って言われてた気がする…」

赤「……へー…」

「俺は大神 裏ト、」

「気軽にりうらって呼んでね、」

桃「りうら…」

赤「名前どうしようか…」

「名前がない、名前がないこ、」

「りうら決めたｯ!!」

「ないこにしよう！」

「よろしくねｯないくん！」

桃「あ…うん」

ﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝ

桃「俺出てくるわ」

赤「ありがとうねー」

桃「はい、」

ｶﾞﾁｬｯ

？「ここら辺で桃色の髪をした吸血鬼が出現したと報告がありまして」

桃「そうなんですね」

？「何か知っていることなどありますか？」

桃「いや、別に」

？「あなた、もしかして吸血鬼じゃないですよね」

桃「……」

？「とりあえず、署に連行させてもらうね」

「ねぇ〜手伝って〜！」

？「ええで」

ｶﾞｼｯ

赤「ないくーん？どうしたのって」

「いむとあにきｯ!?」

水「ふぇｯ!!りうちゃんｯ!?」

黒「なんやりうらんとこやったんや」

「で、なんで吸血鬼がおるんや？」

赤「とりあえず中で話そ？」

水「りうちゃんのお家だー！」

黒「あんまはしゃぐなよ」

黒「で、どういうことや」

桃「……」

赤「確かにその子は吸血鬼なんだよね」

「その子、絶対血を飲まないの」

水「え？」

黒「はｯ？」

赤「前さ、ほら、怪我したって言ったじゃん」

「あの時の絆創膏を持ってきたのないくんなんだよね」

黒「血を飲まない吸血鬼っちゅうわけか」

桃「……」ﾁｭｰ

水「でも血飲んでない？」

赤「ぁ〜…これはないくんが自分の血飲んでるだけだよ」

「お腹が減った時はいつもこうしてるの」

黒「あっそうやもう一個聞きたいことあってん」

「こいつ、見たことない？」

赤「……？誰？この子」

黒「俺の弟なんやけど」

「どっか行ってもうて」

桃「ん〜？」

「まろじゃん」

赤「知ってるの！？」

桃「うん、同じ研究所」

ﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝ

黒「なんやタイミング悪いなぁ」

赤「はーい！出まーす！」

ｶﾞﾁｬｯ

？「ぁ”~良かった合ってたなー」

？「ほら俺にかかればこんなもんよ！」

赤「……？」

？「えぇっととりあえず兄ちゃん中入れてくれん！？」

「俺ら追われてんねんっ！」

赤「あっあぁｯ」

？「ないちゃ〜ん！来たで〜！」

？「遅れてごめんな！」

桃「……？」

？「ぁ~…こりゃぴんと来てませんなぁ 」

「よいせｯ」

ﾊﾟｻｯ

桃「あ、！しょーちゃんとまろじゃんっ！」

「今ちょうどまろの話題してたんだよ！」

青「へ〜そうなんや」

黒「ま……ろっ？」

青「っ”…！？あにきっ！？」

黒「まろっ！」

ﾀｯﾀｯﾀｯﾀｯ!

ｷﾞｭｯ

黒「ほんまっほんま生きとってよかったｯ」

「ごめんなっあの時助けれんくてっ」

青「あにきっ大丈夫やで」

「この通り元気です！ 」

黒「……？」

「まろ、八重歯尖っとったっけ」

青「あはは〜っえぇっと〜…」

黒「吸血鬼……？」

青「そ、そんなわけないやんっw」

白「そーやでっ！吸血鬼なわけないやん！」

桃「……？」

「何言ってるの2人とも俺と同じ____」

今回は長め‪‪🙄‬←嘘です切るところ見失っただけです