元貴side
あの後お仕置き…?される事もなく、
一緒にゲームをしたりした。
優等生の割に意外とヤンチャな若井。
ゲームでも負けてしまった。
僕がそろそろ帰ろうとしていた時、
若井に声をかけられた。
滉斗『ん…帰る?送ってくよ』
元貴『大丈夫だよ〜ありがとね』
僕がそう言うと若井は少し寂しそうな顔を
していた。意外と寂しがりやな若井が
可愛くて可愛くて仕方がない。
部屋にいていいよとは言ったものの、
僕に帰って欲しくないのか玄関まで
尽きてくる若井。
見た目も性格も猫っぽくて可愛い、
元貴『またね』
滉斗『んぅ…』
寂しそうな顔をしながら下を向く若井。
可愛いなぁ、本当に…
僕は若井の腕を軽く引っ張って若井の
頬にキスをした。
すると若井は驚いたような顔をし、
顔をぶわ〜っと赤く染めた。
元貴『っ…またね、///』
そう言って僕は若井の家を後にした。
今になって思うけど…
僕、人生で初めて誰かに向けてキスした…///
その初めてが若井だなんて…
もう駄目だなぁ…僕、
若井にどんどん魅力されて、
どんどん好きにさせられていく。
…僕の気持ちが若井に届くかは分かんないけど、
今ただ、“普通”の友達として若井の側にいたい。
今日も今日とて学校。
最初の方は憂鬱だったけど、最近は楽しい。
もうみんなも分かるよね?
…若井がいるからだよ
僕は教室に入り机の上にカバンを置く。
隣の席には若井のカバンだけが置いてある。
いっつもカバンだけ置いてどっか行っちゃう。
…2人きりで話したいのにな、
元貴『…滉斗、////』
僕がぼそっとそう言うと、
右側から聞き慣れている声がして右を向く。
滉斗『ん?笑 滉斗だよ?笑』
元貴『っ〜!? 聞こえてた!?////』
僕が驚いたようにそう言うと、
若井は笑いながら僕の頭を撫でた。
滉斗『聞こえてるよ〜笑』
元貴『っ…恥ずかしぃ…///』
顔が一気に熱くなるのを感じる。
まさか聞こえてたなんて…
滉斗『滉斗でいいよ?笑』
元貴『っ…若井、////』
滉斗『結局若井なんだ笑』
滉斗なんて◯んでも言えないっ…!!
…若井が僕と同じ気持ちなら、
呼んでも良いかもしれないな…
なんて事を考えながら僕は若井の方を向く。
元貴『えっ…////』
滉斗『ん?』
若井の姿に思わず声が出てしまう。
いつもセンター分けの若井が今日は左側の
前髪をかき上げていたのだ。
センター分けも十分かっこいいのに、
かき上げたらもっとかっこよくなってる…
見惚れてしまうくらいに似合っていた。
元貴『…かっこいぃ、////』
滉斗『っ…ありがと、///』
僕が両手で口元を覆いながら言うと、
若井は少し頬を赤く染めていた。
…照れてる、笑
可愛いしかっこいい…
僕が若井の顔をずっと見ていると、
若井がにこっと笑いながら僕に言った。
滉斗『…そんなに俺の事好きなの?笑』
元貴『っ…何馬鹿な事言って…!///』
僕がそう言うと若井は僕の足の間に足を置いた。
座っている僕のアソコに若井の足が当たる。
元貴『っ…んっ…////』
滉斗『そういえば今日さ〜』
足長いからって乗っけんなや…!///
僕のアソコに足が当たっている事に
気づかずに話を続ける若井。
どんどん力が強くなっていくから、
また変な声が出ちゃうんじゃないかって
心配になる。
若井に伝えたいけど…
なんて伝えれば…
僕が考えていると体勢を崩した
若井の足が僕のアソコに思いっきり当たった。
元貴『ぁんっ…っ〜////』
滉斗『あごめん…笑
めっちゃえろい声出してるけど…//笑』
元貴『…当たってんだよ、////』
滉斗『え?』
元貴『あんたの足が当たってんだよ…////』
僕が若井を睨みながらそう言うと、
若井は少し顔を赤く染めながら言った。
滉斗『…ごめん、、///』
元貴『許せない…///』
僕がそう言うと若井は僕を優しく抱きしめた。
これで許してと言わんばかりに可愛い顔を
されたから何も言えなくなってしまった。
…罪深いなぁ本当に、、///
コメント
8件
誰か救急車1台!!たぶん出血多量でチヌ
ここまで読んだんですけど、待って好きなんですけど???ハイ???え?ホントに好きこれ純粋っていいね。ほんとに可愛いです
やっべぇぐらいに尊いぞどうしよう涼ちゃんに助けてもらお