☆彡最近友達が漫画化して出してくれた物語です☆彡
⚠️超酷い状態の大森若井が出てきます
⚠️薬物、自傷、暴力の表現
文章が文法的に変だったりするところは、大森さんの歪んだ感情と捉えてください
大森side
世の中は、世の中は、世の中は、世の中は、
僕が思うよりずっと良くて、
あったかくて甘くてやわらかくて鮮やかで神聖で
おそろしいほど尊くて
おかしくて、壊れてた。
家庭環境が悪いながらも国立大学に進学したものの、
社交不安障害で講義の発表もできず中退して昼間っから9%の酎ハイをバカになるまで飲み狂う
アル中、ヤク中、機能不全家族、吃音、ADHD、パニ障、おまけに友達もいない。
酒が切れると体が震えて汗をかいて恥ずかしいから、常に飲酒している。
薬は市販薬の咳止めを一箱飲み半分意識を飛ばしている。
舌っ足らずで声がでかい女 殺しそうになる
酒を飲むと精神が澄み渡る 透明な何かになれる エメラルドになれる気がするなど言い張って酒を飲んで
肝臓をだめにして脳を水飴にして結局すべてにキレる。
大森「クソ、、おかね、尽きそ、、」
周りの目が怖い。
怖いからキレる。
キレている間だけは自分を責めなくて済む。
大森「っ、、あああ、あの、おっさん、どう?さ、さ三万で、」
男「…」
男「結構かわいいね」
酔ってくると冴えないおじさんに公衆便所で抱かれた。
知らないおっさんとのセックスは気持ち悪いけど、もう二度と会わない人間の前で気が狂ったように喘ぐのは気持ちよくて
ひび割れた砂漠のような心が潤って少し満たされる気がした。
対価として金が手に入るのも良かった。
自分の価値が目に見えるのは安心する。
僕は排泄物より汚いです。
大森「ゴ、、ゴム外さないでください、」
男「良いだろ男なんだから 妊娠なんかもしないし」
大森「ああ、、ぁ、」
男「ほら、三万。」
男「本当君かわいいね」
男「今度俺の家でデートしようよ、妻がいないときに」
大森「二回会わないって決めてるんで、」
男「、、やっぱ、」
男「お前みたいなのは社会のゴミだなあ」
男「酒くせぇんだよ楽して稼ぎやがって何なんだよ!!!!」
男「病んじゃってる若者ってやつ?要らねーよお前なんか!」
大森「、は?、う、うるせぇ、お前がっい、いいいらねーよ、、!」
やっぱり人間はこわい
でも酒入れてる僕は、無敵状態。
どさ、(崩
大森「花だ、」
花になりたい。
「そこの人!!大丈夫ー??」
「フラフラしてるけど」
え、
若井「俺ビール」
大森「僕、翠ロック~、」
若井「飲みすぎ笑」
手を引いて連れてこられた場所はカラオケ。
目の前にマイクが二本ある。僕を見てる。
さっきのたんぽぽとのおしゃべりの続きかな。
大森「は、ぁ、、はぁ、」
若井「大丈夫?」
大森「っさ、ささ触るならお金くらさい」
若井「はあ?笑うわ、酒くさっ!」
若井「どんだけ飲んだんだよー笑」
『酒くせぇんだよ 要らねーんだよお前なんて』
大森「そ、そそそんな目で見るな、僕は、僕はっ」
そのときだった
網膜を焼くようなまばゆい光が僕の頭上に現れて
プラズマとなり頭の頂点にピシャアと落ちてきた
戦慄の、鮮烈なる光に打たれた僕はう、と声を漏らしながら自分のすべてを解放するしかなかった
ビシャ、ビシャ、、
すなわち僕はおもらしをした。
大森「ぁっは、、でた、、、笑笑」
若井「…」
若井「ドンキ 行ってくる」
バタン、
飲酒して失禁するなど日常茶飯事だった。
僕はきっと異常だ。
大森「お、おしっこ、あったか」
やっぱ 見捨てられて当然だ。
壊れたものは叩いて直す。
だから僕も叩いてほしい。
それでもダメだったら置いていってほしい。
大丈夫だよ僕 最初から全部諦めているから。
若井「おーい、」
若井「買ってきたよ、ズボン」
若井「えっ、ないてんの?笑」
大森「な、なな、泣いてない、」
若井「……」
ちぅ、くちゅ、、れろ、♡
大森「ふ、んっ、ぁ、、♡」
若井「、、俺若井。あんたは?」
大森「もっ、も、もとき、」
僕と「若井」はなりゆきで何かエロいことをした。
メロンフロートのソフトクリームを僕の身体に垂らして舐めたりしたかもしれない。
ほとんど目を瞑っていた だから夢のようだった。
「若井」のことなんてどーでも良かった。気持ちよくなりたかった。
ただ、身体中の傷が恥ずかしかった。
若井「何この傷」
若井「痛いの?笑」
大森「い、いいいたくな、ぃ、やめろ…っ、さわるな、」
「若井」は僕の飲酒して赤く浮き出た手首の自傷痕を何度も撫でた。
やめて…………やめてくれ。
消えてなくなっちゃうから。
しこうがまわらない。とける消えちゃう。こわい。きもちい。やさしい。こわい。わかんない
きえちゃう、もとききえちゃう、
こわい。にんげん。きもちい。やさしい、こわい。
若井「ね、付き合わない?顔タイプ」
大森「に、にに二回会わないって決めてるんで、」
若井「さっきたんぽぽ見てただろ、おかあさんみたいな顔してた。俺おかあさんいないからさ」
大森「、?マ、マザコンかよ、きっしょいな」
若井「アル中よりマシだろ」
大森「はは……笑」
若井「毎日たんぽぽあげるよ」
大森「えー?、うーん、、」
大森「ま、まあいっか、、」
若井との日々は毎日キラキラ輝いていた
犬「ワンワンッ」
大森「こらっ、、」
若井「お前ゴールデンレトリバーに腰振られてる!笑笑」
大森「たっ、たたすけてわかい、」
毒親ネグレクト社交不安障害アル中ヤク中機能不全家族吃音ADHDパニ障友達がいない から
イケメン長髪高身長高卒恋人持ち夢想家動物好き子供好き純粋思いやりがある時間を守る花が好き になってしまった
若井といっしょに酒と市販薬でぐちゃぐちゃになることもあった
副作用も早死にすることもどうでも良かった
若井といるとなんでも大丈夫な気がして、貧困や争いすらも怖くなくて何にも怖くなくて
近くの汚い海で花火をした。儚くて僕たちみたいだねと言うと
若井にセンチメンタルだとからかわれた。それが幸せだった。
若井はよく噓をついた。
ベトナムで兵隊をしていたとか腎臓が一個ないとか人を殺したことがあるとか
僕ほど楽しい人はいなかったとか。
それに騙されているときが一番気持ち良かった。若井に情緒を掻き乱されたい。
若井はたまにどこか遠くを見て微笑みながら「将来は灯台守になって土日は鍋をしよう。ギターと犬を買おう」などと言った。
でも内心ではそんな未来など存在しないと思っているのだろう。
僕は若井に自分の人生を諦めてほしくなくて、若井だって幸せになる権利がある人だと信じさせたくて、でもやり方が分からないからしきりに「愛しているよ」と言った。
僕は何で若井に出会うまで日々絶望に支配されていたのかを忘れてしまった。
何でおじさんなんかに抱かれてたんだろう。
幸せって自分で作るものなんだ。
僕たちは幸せを作っていけるんだ。
生きててよかった。若井と出会えてよかった。
若井「もとき~みてクラゲ」
大森「はは、クラゲ、笑」
しかし宝石のような日々は
そう永く続かなかった。
コメント
6件
う う 好 き で す 、
えぐい好きです
やんばい初めてこうゆう系見たけど好きだわ、、心臓がキューってなる感じたまらん