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「うわぁッ…」
大きな雷鳴がなった。ちょっとびっくりした、私雷鳴嫌いだわ。
おばさん「!お嬢ちゃん、もうすぐ雨降るよ?」
七「そう、ありがとう」
そうだ、早く帰らないと…。
水溜りを踏む音がぴしゃぴしゃ鳴る。お気に入りの靴が濡れちゃった、お母さんに怒られちゃう。
もしそうなったら私に新しい靴を買ってもらえるかしら。
『 コンコン 』
円「はいはい」
『 ガチャ 』
七 「円さん…。」
私はたくさん水を含んだ靴を引きずって帰った。
円 「ごめんな、雨降っただろ」
七 「ええ、びしょびしょだわ」
円 「どうする?家でシャワーでも浴びるか?」
七 「ん〜…そうね」
ここはお言葉に甘えさせてもらおう。
円 「りょーかい。」
『 ˚。˳✧ 』
ん?何かしら、あれ。
いくら目をこすっても消えない。小さい光。
円 「どうした?あんまり目ぇこすんなよ」
『 ー ˚。˳✧ 』
あ、どっかいっちゃう!。なんだか分からないけれど、気になって仕方なかった。
七 「円さん、私ちょっと行ってくる!」
円 「は、おい!」
円さん、怒ってるかな。
裸足で飛び出した。もう何でも良くなった、あの光を見逃したくないばかりに。
『 ˚。˳✧』
動きが止まった。
七 「、なに?」
七 「…え?」
? 「はじめまして、七紬!」
? 「君は千年に一度の逸材だよ!」