【ぶりっ子】
主の物語で
ニコッと言う表現がニコッ……となっていたら作り笑いとなっております
それではスタート
ドンドンッ(バスケ)
ドテッ
白「ぃッ……」
モ「初兎って獅子雄先輩とか猫宮先輩の前になるとドジだよなーッw」
モ2「ぶりっ子ちゃんはいいですねーw」
モ「ボールあっち行っちゃったよッw?」
スタッ
フラッ
黒「ちゃんと練習しろや」
白「すみま……せんッ」ニコッ…
トットットッ
トンッ
ストンッ(ゴールに入る)
ストッ(ボールをとる)
モ2「いい所見せるためにすごいでちゅねーw」
白「ッ”……」
ドンッ”!(ボールを思いっきり床に叩きつける
タッタッタッタッ!
なんでッ”…
こんなに上手くいかないんッ”
ドンッ
青「お前怪我したらどうすんねん」
桃「しかも校則違反、この後生徒会室ね」
白「……」
(青の手を持つ)
青「なんやねん離せや」
チャリンッ…
白「……」
スタスタスタッ
青「金ッ……?」
ー生徒会室ー
青「ないこあいつ誰」
桃「あいつは住所、親不明、まろと同じバスケ部所属、そして2年生の有栖 初兎、」
青「ふーん…」
「にしてもあいつ遅いな」
ガチャッ
白「すみません……遅れましたッ…」
桃「なんで遅れたの」
白「クラスメイトが手伝って欲しいことがあるってッ」
桃「あっそ…」
「それで君、校則破るの何回目?」
白「……」
桃「3回目だよ?3回目は説教つきだよ?」
白「……」
桃「ちゃんと目合わせて話してくれない?」
「フードも被ってなんなの?」
白「……」
タッタッタッタッ!
タッタッタッタッ!ガシッ
フワッ(フードが取れる)
青「お前…顔の痣と傷……なんかあったんか?」
白「あははッ…なんも無いっすよ…」
「転けたんすよッ…w俺ドジなんでッ…」
青「いや…その痣のつき方殴られたりした?」
白「……自分でやりました」
桃「えッ…?」
白「いわゆる自傷行為ッ?それをしたんすよ」
「案外楽しくていつの間にか気絶するまでやってましたッ……w!」ニコッ…
青「試合もあるんにどうするんその傷」
白「出るわけないじゃないですか居たら迷惑ですしッ……w!!」
ガチャッ
黒「有栖いねーのか?」
青「ここにおるけど」
黒「話がある、来い」
グイッ
スタスタスタッ
桃「やっぱり…あの子…」
青「そうやな」
黒「まじでやる気ないんやったら抜けてくれん?」
「今日から夏休みだがお前のために深夜開放する、練習しろ」
白「はい…」
スタスタスタッ
やん…ないとッ”!
タッタッタッタッ!
トントントンッ”
ゴテッ”
白「ッ”……」
チャンスを貰ってんのになんでできひんのやろ
白「はぁッ”…う”…」
俺は元々中学2年生の頃まで病弱であんまり歩いた事がなかった、
ズズッ
スタッ
ゴテッ
立ったら転けてしまうから
そして中学校を卒業し、高校生になって
歩きに耐性をつけるためにバスケ部に入った。
でも___
ゴテッ
白「うッ”……」
俺は転けたら誰かに支えてもらわなければすぐには立てなかった
しかし、誰も見向きもせず
見て見ぬふり
今回でわかった
誰も俺なんか見てくんないんやって
俺は嫌だった
でも、世の中は不公平だからしょうがなかった
今だって立てていない
俺は、死にたいなんならあの病弱の時死んじゃえば良かったんやって最近思いだした
死んじゃえばええのに
嫌いだった言葉のはずなんに
いつの間にか自分に言ってた
本当の事やから
ズズッ
フラッ
ドンッ…ドンッ…
トンッ
ストンッ”
白「……」
ドンッ
ストンッ
俺は無言ですぐそこにあった
ボールかごからボールを出して投げてを繰り返した
ガチャッ
黒「…初兎?」
白「あ……部長…」
「もう夏休み明けたんですね」
黒「お前、もう休め」
白「もう……迷惑かけたらあかんので…」
「大丈夫っすよッ……?」
大丈夫な筈が無いやろ
初兎の痩せ細った身体、生きてる気がしない目、クマだらけの目
モ「どうせメイクでしょーw?」
モ2「モテるためにすごいでちゅねー〜w」
白「ッ”…」
黒「練習始めるぞー」
「初めッ!」
トンッ
スルッ
モ「あ、手が滑っちゃったーw」
黒「ッ”!?初兎ッ”!避けろッ”!」
白「えッ”…?」
ドンッ”ッ”…!
白「ぁ”……」
バタッ
タッタッタッタッ!
黒「大丈夫かッ!?」
白「ぅ”……?」
黒「あかんッ…焦点があってへんッ」
「誰か救急車呼べ、!」
モ3「あ、はい!」
タッタッタッタッ!
モ4「今立て込んでて後2時間はッ”…」
黒「ッ”…!!」
「初兎ッ”!大丈夫やからッ”…_耐えろ!」
モ「い……ゃ…そうゆう訳じゃッ」(演技
モ2「何ひょろけてんのよ!あいつが避け無かったのが悪いんじゃなーいッw?」
モ「そうだよねッw!演技〜w」
モ2「てんさーいッw!」
黒「ちッ”」
パチッ
黒「初兎ッ”!?」
ムクッ
白「ん…あれッ俺いつの間にッ?」
「膝借りてすみませんッ…」
スクッ
ドンドンッ…
黒「寝てろ!」
白「大丈夫っすよ…」
「痛くも痒くも眠たくないんですよ…w」
モ2「おいぶりっ子ッw早くこっちパスしてよーw」
白「あ、はい!」
トンッ(渡すために投げる)
ドクンッ”…
白「ッ”…!?」
なんでッ”…
もう治ったはずがッ”
【完全には治ってませんね…】
あ……
黒「初兎ッ…水飲むかッ?」
白「エピッ”……ぺッ”…」
黒「エピペン……バックやろッ?探してくるわッ」
モ1「エピペンってこれの事ッw?」
黒「それ渡せッ!」
モ2「部長身長小さいっすねーw」
黒「お前ッそのままやったら人を殺す事になるでッ”!」
モ2「こんなやつで」
ドンッ(壊す)
モ1「人を救えるわけないじゃんw」
白「ぁ”…う”……」
「助けッ”……苦しぃッ”…」
黒「ッ”……」
エピペンがなかったらどうしたらええんやろ
分からへんッ…
俺は目の前で胸を抑えて苦しくなって今にも死にそうな人がッ…大切な後輩がいるんにッ
〖どうすればいいっすかッ!〗
〖教えてくれてありがとうございますッ〗
ニコッ
黒「あ……」ポロッ
白「ぐ”…ぁぅッ”」ニコッ
「す………きッ”……」
バタッ
タッタッタッタッ!
グイッ
黒「初兎ッ”!返事してやッ”!」ポロポロ
白「……」
黒「ぁッ……」ポロポロ
脈がッ…止まってるッ…
心臓もッ…
死んで…もうたんか……
黒「救えへんかったッ”…ごめんッ”…う”ッ”…ひぐッ”…」ポロポロ
タッタッタッタッ!
桃「初兎君はッ……」
黒「ッ”…ぐすッ”…」
青「死んでもうたんかッ……?」
「なんで死んだか話せるッ…?」
黒「初兎はッ”…昔ッ”…病弱でッ”……歩けんのもッ”…運動が苦手なのもッ”前まで動けんからでッ”…」
「治ったってッ”…初兎は言ってたんにッ”」
「ほんまは治って無くてッ”…さっき病状が出てッ”エピペンッ”…取られてもうてッ”…そんままッ”」
ポロポロ
桃「う……そッ…で…しょッ……」
青「……」ポロッ
モ1「逃げるわよ!」
ガシッ
青「謝らずに逃げるつもりなん?」
モ2「ッ……」
青「初兎の苦しみも知らへんのにッ”」ポロポロ
胸ぐらを掴む
モ2「離しなさいよ!」
青「…もう……ええや……」
パッ
青「…考えるの……疲れた……」
スタスタスタッ
桃「まろッ!」
青「……」
ガチャッ
桃「ッ!」
タッタッタッタッ!
バタンッ
黒「……すまん…今日は自主練にしてくれや…」
モ2「……」
黒「愛せてやれんくてごめんッ…平等にしてあげれんかってごめんッ…」ポロポロ
「せっかく生きるために乗り越えたんにッ…そんな努力を踏みにじってッ…こんな俺を許してやッ…」
〖心配してくれてありがとうな〗
黒「ッ”…う”ぁ”ぁ”ぁ”ぁ”ぁ”んッ”」ポロポロ
「初兎ッ”……しょおッ”…!」ポロポロ
〖俺もすぐそっちに〗
ドシャッ
バットエンドにしたら変な終わり方になってしまった(笑)
学校もあるので切り上げます!
またね!
コメント
2件
ホンマにさぁ.... 泣いてもうたやんけ.ᐟ.ᐟ さっきの演技やったんに 演技はどこに行ったんよぉ.... あのモブ僕の推しを ○ろした刑でぶち○ろしにいくわ
(இдஇ`。) 今花粉のせいで目元荒れまくってるのに泣いたら余計悪化するじゃーん!! さっき見たの演技だったのに今度はマジじゃん! モブ達ほんと許さん💢特にエピペン壊したやつら!!!あれで人救えないって言ってるの本当に自分が馬鹿ですって言ってるのと同じってことを知った方がいい!!