弱い私達の反逆

「…意味が分からない。」

いきなりこんなことして来て、信じられるわけがない。

「…僕は政府に恨みがある。その復讐を果たすためにここに来た。」

その表情に、少しぞくりとした。

「…なおさらなんであんなこと…」

「いやなんか急にあなたの強さが知りたくて…」

やべえこいつ狂人だ。

「…まあそんなことはどうでも良くて」

「どうでもよくないよ？」

「odmnに入ってもいいですか？」

「………はあ、どうせおどろくちゃんはいいよって言う。」

「てことは…」

「今日からお前はodmnのメンバーだ。」

「…ありがとうございます！」

その笑顔の裏は、とてつもない憎しみが隠されてる気がした。

北園瑠衣…あふぇさんが来て数日が経った。

「あふぇさーん、今度の任務、一緒に来てくれない？」

「いいですよ」

「……………」

あふぇさんはべるちゃんとよく任務に行っている。何故かって？そんなの簡単二人の任務での相性がいいから。

でも俺は気が気でない。

あふぇさんなんか怖いんだよ！笑顔が！信用できない！

復讐…そのためには俺達のことを利用してでも果たすつもりかもしれない。

でもべるちゃんと居る時はなんか穏やかな感じがする…

………でも警戒しとかないとな…