『黒猫。』BADENDです。どぞ。
四季凪アキラ視点
とある日、配信が終わって、休みに
るむふぉからカフェぜふぃろまで行こうとしてたんです。
その途中に、尾けられてる事に気づいたんです、でも…
捕まってしまったんですよね。そして、抵抗も虚しく、
誘拐。着いた場所は、森の奥の壊れているコンクリートの家。
此処に着いた瞬間に脳を弄られたようで、
記憶が改変されてたり1部抜けてるんですよなね。
逃げるでもすると大切な人に傷が着くとか…まぁ、知りませんけど
私の大切な人か…私を愛せる余裕のある馬鹿ならいいですね。
そして、私は強制的にファミリーに、
今日も任務に行くみたいです。今回は2人なので簡単そうですね。
ただ、簡単なのは、確か、しては行けないことなのも、確か
まぁ、街着に着替えて、行きますか。
『準備出来ましたよ?モブ岡さん、』
《ちょっと待ってくれよ。》
『待ってますよ。』
《今日も、3人のグループを救いに行く。》
『……VOLTACTION…、ですか?』
《!よく分かったな!》
『最近3人組ばかり潰しているじゃないですか、
そうすると、近場で残っているのはあそこだけなので、』
《分かってるなら話は早いあいつらは強い、気をつけてかかれよ》
『分かってますよ。私、あのグループに居たので。』
《そうなのか?!》
『えぇ、ただ、私が合わなかったので、こっちに来たんですよ。』
《へぇ、VOLTACTIONの奴残念な事してんなぁ、
強ぇし、かっこいいし、両性からモテるし、美形だし、可愛いのに。》
『フフッ そんなに言って貰えると思いませんでした、 』
《率直な思いだよ。ょし、行くぞ。》
『はい。』
セラフ・ダズルガーデン視点
凪ちゃんが居なくなってから1ヵ月が経過した。
俺は体重も身体能力も多少減っただろう。
なんで、凪ちゃんは居なくなったの?俺を助けてくれたのは
凪ちゃんだろ!お前の命日が私の命日だ。って嘘だったの?
最後にきた連絡は『行ってきます。』だけ!
なんで?奏斗も雲雀も、俺も!心配してるんだよ?
なんで?俺、この前任務で怪我したんだ。何時もみたいに
『自分を大事にしろ』って怒って治療してよ!なんでなの?
ピコン!
凪ちゃん?!1人の四季凪アキラではなく
配信者四季凪アキラが投稿を更新していた。
『皆さん。大変申し訳御座いません。
私、四季凪アキラは少しばかりライバーという職業に
お休みを頂きます。無期限活動休止という形にはなってしまいますが復帰
を待って頂ければ幸いです。では皆様、またお会いしましょう。』
驚いた。四季凪アキラは本当に俺らから逃げるつもりなのだと。
あんなにライバー業が好きな彼だったのに。
お休みを貰う事など滅多に無く。更には無期限活動休止なんてしないと
言っていたのに。
ピコン!
奏斗からだ、
[しんにゅうしゃつよいふたりひばたいへん]
「ッッ?!」
聞いた時にはもう身体が動いてた。
もしかしたら凪ちゃんは拐われて、来た奴が拐った奴かも
知れないから。ごめんね。奏斗、雲雀、あくまで俺の世界は
凪ちゃんが中心なんだ。
風楽奏斗視点
《失礼しまーす》
ガゴーン
[おい。何やってんだよ。]
セラフに連絡だけしとこう。
《失礼しますって言ったはずだけど。》
バンッッ!
『…』
ッッ?!この佇まいッッ!アキラだ!
なんで?なんであっち側に居るの?
なんで、僕に撃ってきたの?
VOLTACTIONは?Room4Sは?
セラフは?僕らは?
[アキラッッ!!]
[雲雀ッッ!来るなッッ!逃げろッッ!!]
[逃げれる訳ねぇだろッッ!ッッアキラッッッッ!]
『先輩。アキラって誰か知ってます?』
《知らないな。だってお前の名前、『聖来』だもんな。》
[[ッッッッ?!]]
『ッ此処で言わないで下さいッッ!』
《ごめんってw》
『んで?殺るんですか?殺られるんですか?』
[[…!]]コクッ
[[やるにきまってんだろ!]]
『ハハッ 良いですねw若々しいわ!』
タッタッタッッ シュッ ザグッ
[ぅあッッ?!]
なんだ?!!アキラが雲雀に勝てる?!!
どういう事だよ?!VOLTACTIONの戦闘不向きな
雲雀とはいえアキラよりかは強かったはずだそ?!!
[雲雀ッッ!!]
『ッッ!』
シュッ ヒョイッッ
[ッッぶねッッ!]
カスッ
『ッッ?!チッ』
「凪ちゃんッッ!!」
『ッッ』
シュッシュッシュッ ダッ ザグッ
[ぁがッッ?!!]
「奏斗ッッッッ?!!!」
『ッッすいません。交代してくれません?疲れちゃったんですよねw 』
《おぅ。お疲れ様。》
「ッッチッ!ギリッッ」
《殺ろうよ。“元”最強殺人鬼”さん。》
「ッッ!!」
シュッ タタタッ ヒョイ
《危ないねぇ?不意打ちなんて雑魚みたいな事しちゃって。》
「ッッ?!」
セラフ・ダズルガーデン視点
は?なんで?なんで、雲雀が腕から血を流して倒れてるの?
なんで凪ちゃんと奏斗は闘ってるの?
ッッ?!?!なんで?!奏斗が負けるの?!!
なんで凪ちゃんがあんな奴と仲良くしてんの?
なんであんな奴と闘わなきゃ行けないの?
[ッッ?!]
なんで立ってるだけで俺のナイフ避けれる?!
《ッッよっと。》
「ッッ?!ッッッッゥぐッッ!!」
《はぁー。疲れた。》
『大丈夫でした?』
《おぅ。案外弱かったよ。それに、お前も腕を磨いたな。》
『ほんとですか?嬉しいです!』
《_______!______。》
『______w_______!』
「ぅ゛ッあ゛ぁッ」
なんとか意識はあった。生憎、急所は避けてくれたみたいだ。
2人も急所に当たっては居ないから
出血多量で死んでない事を確認して、俺が一気に背負って来た。
俺も奏斗も雲雀も手当だけしている状態。
「あぁ。凪ちゃん。あっち行っちゃったのかな。」
「彼奴と一緒に死ぬ約束でもしてるのかな。」
「俺から離れたのと同じ様に、
彼奴から離れて…、また、、俺の所に戻ってこないかな。」
[んッ…、セ…ラ、お?]
「あぁ、雲雀、起きたんだ。」
[手当、ありがとうな。]
「ねぇ、雲雀、凪ちゃんに殺されかけたのはどんな気持ち?」
[…当たり前に悲しいよ。この前まで一緒に遊んでた仲間が…]
[な。]
「奏斗…、おはよう。」
[…おはよう。…ちょっと珈琲を淹れてくる。] スタスタスタ
「ねぇ、雲雀は、凪ちゃんを取り戻したいと思う?」
[思うに決まってんだろ。俺らの大切な仲間だろ?]
「そっか。そうだよね。大切な人だもんね。」
[完全に染まる前に取り戻すぞ。]ヒョイ スタスタスタ
「Wait for me, princess.」
そう言った俺の前を紫陽花色の目をした
見覚えのある綺麗な黒猫が横切った気がした。
コメント
74件
殆どバドエン要素ないじゃないですか 最後で一気にバドエンにしたんです 最後にセラ夫が言った‘’Wait for me, princess.” イギリス語で、‘’待っててねプリンセス” そして‘’黒猫が横切る”黒猫が横切る事は “チャンス”の意味があります。 ですが、イギリスは黒猫が‘’不幸”になるんです セラ夫が言った、“イギリス語” 目の前を通った、“黒猫” ね?この後は想像にお任せします。
うわー! めちゃくちゃいい!あえてちゃんと書かないところもいいですね!
入れ替わり、、、?違うか。これはメリバだと思ってるぞ! あ、めちゃくちゃ好きです。この話、でもぉ、、凪ちゃんはヴォルタにいてほs