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最近、クラスの共通認識がある。
――あきぷり、尊い。
あと子「ねぇ見た?今の」
まぜ美「また隣同士」
ちぐ美「距離近くない?」
朝、あっきぃが教室に入ってくると、
まっすぐ向かうのは自分の席……じゃなくて、俺の机。
あっきぃ「おはよー!昨日の宿題さ」
ぷりっつ「先に自分の席行けよw」
あっきぃ 「えー?いいじゃん、別に」
俺は何も言わず、ノートをずらしてやる。
自然に俺の机に腰かけるあっきぃ。
それを見て、後ろの席が小声で言う。
ちぐ美「……もう夫婦」
けちゃ子「付き合ってないのが不思議」
昼休みも同じ。
あっきぃが誰かと話してても、
気づけば俺の横に戻ってくる。
ぷりっつ「はい、あっきぃ。ストロー」
あっきぃ「ありがと!さすが!」
その一言に、 クラスがざわっとする。
あと子「今の“さすが”で顔ゆるんでたよな」
まぜ美「ぷりっつくん限定じゃん」
俺達は気づいてない。
放課後、グループ作業でペア決め。
まぜた「はいはい、あきぷり一緒でしょ」
あっと「もう固定枠だから」
先生が名前を呼ぶ前に決まる。
あっきぃ「なんで?」
あっきぃが首をかしげると、
ちぐさ「相性いいからだよ!」
あっと「一番落ち着いてるし」
けちゃ「見てて安心するよねー」
一斉に言われて、二人そろって固まる。
あっきぃ「え、俺たちそんな?」
ぷりっつ「……知らんかった」
帰り道。
少し気まずくなった空気を、あっきぃが破る。
あっきぃ「ねぇぷーのすけ」
ぷりっつ 「ん?」
あっきぃ「クラスの子たちに聞いたんだけど。
俺たち、尊いらしいよ」
ぷりっつ「ふーん…」
そう言いながらも、
歩く距離はいつもより近い。
後ろから聞こえる声。
けちゃ美「見て!また近い」
ちぐ美「無自覚最強すぎ」
夕焼けの中、
並んで帰る二人の背中を見て、
誰かがぽつりと言った。
あと子&まぜ美「……あきぷり、今日も尊い」
あとまぜとちぐけちゃ、勝手に女の子にしてごめんね?
モブ子Aとかめんどくさかった。