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ヤンデレメタナイトはカービィを独り占めしたいようです(仮)
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メタナイト目線。
今日は仕事も訓練も素早く終わり、
用事は、ただ一つ。
私は私用のノートパソコンを開き、
監視用のカメラを起動させる。
画面の向こうには、カービィが映っていた。
愛らしい彼女は、いつも通り
私以外の誰かと話している。
ああ、なんということだろう。
彼女の目に、私以外の存在が映るなど、
阻止するほか、選択肢はない。
答えは簡単。
──彼女以外、消す。
だが、そうすれば彼女は
私を止めるだろう。あの時みたいに。
力を封じる方法はあるにはある。
だが、それは本望ではない。
それに彼女を独り占めするためだけに、
それほどの労力を使えば、
どこかのタイミングで気づかれ、
逃げてしまうだろう。
それは、それだけは
避けなくてはならない。
──ならどうすればいいのか?
簡単だ。
それは私にとっては
息をするくらいには簡単だ。
──ただそこで、無防備に寝ていればいい。
部下に否定されようとも、
彼女に否定されようとも、
私の判断は変わらない。
彼女の世界が私だけになった時、
それを「幸せ」と呼ばずに、何と呼ぶ?
それ以外のものを「幸せ」と呼んで、
何になる?
最後に彼女が私に
その瞳で愛を注ぐ未来しか、
残さない。
許されない。
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カービィ目線。
カービィ
「ふぁ……おはよ………」
なんだかいつもより重い体を起こして、
目を擦る。
カービィ
「んぁ……朝ごは…………あれ?」
知らない部屋で、
知らないベットに寝ている。
カービィ
「どこ、ここ……」
「ど、どうしよう…………」
「に、逃げなきゃ………どこか、に……」
重い体を動かして、
なんとかドアまでたどり着く。
カービィ
「……っ!?」
「あ、開かない……」
ドアには鍵が掛かっていて、
開かなかった。
カービィ
「え……えっと………」
「ま、窓!閉じ込められた時は、
窓を割って出ろって、
メタナイト、言ってた!」
窓まで歩く。
窓には棒状の鉄で出来た何かが
何本も守っている。
あれがなんなのかは、わからない。
でも、外への脱出口がないことだけは
ぼくでもわかった。
カービィ
「ど、どうしよう……このままじゃ、」
「悪い人に、えっと……」
「悪い人に何かされちゃう………!」
「怖いよ…………だれか、助け」
ゴンゴン
誰かがドアを叩いた音だ。
カービィ
「だ、誰?」
「わ、悪い人?」
「やだ、痛いこととか、しないで………」
?????
「…………私だ」
カービィ
「…メタナイト?メタナイトなの?」
「やった!メタナイトだ!」
「助けに来てくれたんだね!」
メタナイト
「………ああ、君を…………」
「君を、守りにきた」
カービィ
「守り?よくわかんないけど良かった」
「だって、メタナイトがいたら
ぼく、とっても安心するもん!」
メタナイト
「……そうか。入っていいか?」
カービィ
「んえ?いいよ!」
メタナイトは鍵を開けて、
中に入ってきてくれた。
ご飯も一緒に持ってきてくれたようで、
メタナイトと一緒にご飯を食べた。
カービィ
「もぐもぐ……でもしゃ、」
メタナイト
「ちゃんと飲み込んでから話しなさい」
カービィ
「ごくん………でもさ、メタナイト」
「ここでご飯食べてていいの?」
「ぼくを閉じ込めた悪い人、きちゃうよ?」
メタナイトは少し黙った後、
ぼくを撫でて話してくれる。
メタナイト
「悪い人は来ない。ここは悪い人から
守ってくれる私の部屋だからな」
カービィ
「メタナイトの?」
メタナイト
「ああ。私の部屋だ。」
カービィ
「悪い人から守ってくれるの?
メタナイトが?」
メタナイト
「そうだ」
カービィ
「そっかぁ。じゃあ安心だね!」
メタナイト
「ああ、今日から24時間、365日、
ずっと、ずーっと守ってやる」
カービィ
「本当?それなら安心して眠れるね」
メタナイトの撫でてくれる手が、
とってもあったかい。
カービィ
「……でもさ、」
「なんでぼくを助けてくれるの?」
メタナイトの手が止まった。
少しメタナイトが動揺してるように感じた。
メタナイト
「ーーー……」
カービィ
「へ?なんて?」
メタナイト
「……いや、なんでもない。」
「君を守る理由か……それは………」
「君のことが好きだからだ。」
カービィ
「そうなの?ぼくもねー、メタナイトのこと、
好き!とーっても大好きだよ!」
メタナイト
「……そうか。ありがとうな」
メタナイトはまたぼくを撫で始める。
カービィ
「えへへ。いつもはあんまり
撫でてくれないから、嬉しい」
メタナイト
「そうか。じゃあこれからは
回数を増やそうか」
カービィ
「ほんと?やった!」
そういえば、
ぼく達はご飯を食べている途中だったと、
向き直り、食べていく。
途中でメタナイトの手作りと教えてくれた。
ご飯を食べ終わると眠くないか聞かれた。
確かにさっき起きたばかりだけど、
ご飯を食べたからかとっても眠い。
カービィ
「ふぁ……ねぇメタナイト。寝ていい?」
メタナイト
「ああ。私も眠くなってしまったから、
一緒に寝ていいか?」
カービィ
「メタナイトも?うん、一緒に寝よ〜」
〜〜〜〜〜
メタナイトと一緒にお昼寝するのは、
思い返せば初めてだ。
背中合わせになって寝る。
「友達なんだから、
向かい合わせでいいんじゃない?」
とも言ったが、メタナイトは真面目だから
背中合わせがいいと言った。
「でも……エフィリンとか、
マホロアと寝た時は
向かい合わせだったよ?」
そう言った時、メタナイトは少し黙った。
仮面越しの表情が見えず、
怒ってるかもと身構えた。
いつも友達ではなくライバルと言い張るから
友達として扱ったのがダメだったかもと。
少し黙った後、メタナイトは
まだ背中合わせでいいと言った。
まだメタナイトとは友達じゃないからかな?
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メタナイト目線。
彼女を部屋へ閉じ込めた。
守るために。
彼女はすぐに納得してくれた。
きっと、私だからだ。
だが、彼女の言葉は私を傷つける。
ナイフのように。
例えば、
「なんでぼくを助けてくれるの?」
だ。許されてはいけない言葉だ。
彼女は自分の価値を分かっていない。
だからこそ羽虫どもに狙われるのだ。
他にも他者の名を出すのもダメだ。
私だけを見ていれば、
それだけで幸せだろう?
他者を覚えていればいるほど、
外の興味を、引き出してしまう。
すぅすぅと寝息が聞こえる。
彼女のこの声を初めて聞いたのが
私でないのが残念だ。
だが、そんなのはどうでもいい。
私との他の初めてを見てしまえばいい。
例えば同棲は、きっと私が初めてだ。
きっと恋人になるのも
私が初めてになるだろう。
彼女を独り占めをするのも、
私が最初で最後にする。
彼女はすぅすぅと無防備に寝ている。
だから狙われるのだ。
こんなに可愛くて、美しくて、
儚いから。
ああ、寝させて良かった。
量は間違っていなかったようだしな。
カービィ。
これからずっと守ってやるし、
未来の初めては全て私に捧げてくれ。
愛してる。
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キャストワドルディ
「どう?どう?面白かった〜?」
キャストは水兵に感想を聞く。
水兵の手にはある本が握られていた。
『ヤンデレメタナイトは
カービィを独り占めしたいようです(仮)』
水兵
「……は?」
キャスト
「第一声がそれ!?」
水兵
「メタナイト様がカービィなんかを
好きになるわけないじゃないですか。
馬鹿馬鹿しい」
「それにメタナイト様は
こんな性格じゃないです。」
「いい加減にしてください」
キャスト
「いいじゃん二次創作なんだし〜!
それにもう二次創作販売会で
売っちゃったもん〜」
水兵
「ふざけるな!!!」
「メタナイト様に変なイメージついたら
どうしてくれるんですかっ!」
キャスト
「いいじゃん〜。今度水兵を好きになる
ヤンデレメタナイト書くからさ〜」
プルルルルル……
水兵
「もしもしバンちゃん?
キャストがふざけたこと言ってるから
ぶっ飛ばしてくれる?」
バンダナ(電話先)
『オッケー水ちゃん任せて』
キャスト
「それだけはやめてっ!」