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ゆゆちゃんの話

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ゆゆちゃんの話

3 - 第3話 ゆゆのおしおき前編

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2023年10月18日

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ゆゆが5年生の時の話。

ママが帰ってくるなり

「となりのクラスの、のあちゃん、休んでるんでしょ?」

と尋ねてきた。

「うん、なんか聞いたー」

「学校でトラブルみたいなんだけど何も聞いてない?」

「聞いてないよ」

「じゃあゆゆには教えておくけど、担任の色山先生とトラブルになったって。しかもエロいやつ、のあちゃんのためにも広めないでね」

「まじで!?」

色山先生は40代の独身の先生で、カッコ良くもないけど不恰好でもない、至って普通の先生だ。しかし生徒の間では近頃話題によく上がっていた。スカートの子にやたら近寄りたがるとか、気がつくと背後に立っていたりとか、あと触りたがるとか。

「ママ詳しく知ってるんでしょ?」

ママはママ友同士のネットワークだけではなく、警察だったりその逆の存在だったり、人間関係が豊富なので情報を耳にするのが早い。

「放課後1人で呼ばれて、教室に行ったら脱がされて触られたって」

「マジで。」

「最初は副担もいるからって事だったけど1人だったみたい。ねちねち言われて、下着とられて胸触られたって。」

「やば。」

ゆゆはいらっとしつつも考えた。このままだと次に他の誰かがターゲットになるかもしれない、なんとか止める方法はないかな、と。にしてもそんな先生のいる学校では安心もできないよなぁ、と考えているとママが、

「あたしが小学生は無理あるから、これ、ゆゆ使っていいわよ、女の敵は滅せ」

ママはニコリと笑い、そしてゆゆはニヤリとするのであった。

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