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璃空
3,202
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桜蘭から離れたとある、海にて一人の男の子が海風に当たっていた
男の子
「風が気持ちいな、、、ずっとここにいたいな」
男の子はそう言うと海の中へと飛び込む、海はとても冷たく、夕焼けだったと言う事もあり薄暗い
男の子
(綺麗な光景だな、、、アイツにも見せてやりたい、、、)
アイツ、、、それは**自身の双子の妹に**
そう思いながら、男の子、、陸は目を閉じる
何故、陸が一人ここで海にいるのかそれは家出をしたからだ
理由、、それは特にない
ただ、桜蘭にいたくなかった
陸は閉じていた目を開き、上を見ると暗くなっており夜になったのが分かる
陸
(夜になった、、、今頃犬達はご飯食べてるだろうな、、、いや、、俺を探してるかも)
陸
(置き手紙してないし、、、)
陸
(、、、けど、、ずっとこの中にいたら、、風ひくかも、、、)
そう陸は思うと海から姿を消し、昔、環達と会う前に未来と暮らしていた森の洞窟へもやってきた
陸と未来しか知らない場所なので環達は絶対に来れない、、と言うより気配を消してから来れない
陸
(懐かしいな、、桜蘭に住んでからは来なかったから、、、あは、枯れ葉、水、色々とある)
陸
(片付け、、はしなくていいか、、するの面倒だ)
そう思い陸は中にあった石に座り真っ暗な外を見つめる
こんな真っ暗だと、帰る事は可能だ
陸
(もう真っ暗だ、、、早いな、、、)
陸
(真っ暗な洞窟、、、洞窟暮らしだったら寝てたなぁ、、、クマとかに見つからないようにして)
陸
(でも、昔だし、、クマでないよな?、、)
そう陸は思いながらパーカーを被り、石の上で丸くなる
陸
(今日はもう寝よう、、、、なんか疲れた、、、、)
と陸は思いながら目を閉じ眠った
続く
コメント
1件
うわ、陸……家出か。特に理由はないけど桜蘭にいたくなかった、って感覚はすごく分かるな。夕焼けの海に飛び込む描写が映像みたいに浮かんで、冷たさや薄暗さがじんときた。双子の妹のことを思い浮かべるあたり、根っこは優しいんだろうね。 それにしても、未来とだけ知ってる洞窟に戻る選択が、彼の距離の取り方みたいで切なかった。置き手紙すらしないってのも、なんかもう全部投げ出したい気持ちの表れなのかな……。続き、どうなるんだろう。環たち、きっと探すよね。