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#ci
さにょ〜ん
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テオside
サビ組の連中に地下室へ戻され
カラスバとの会話を思い出す。
消すって…言ってたっけ……。
好意を持ってる奴から消されるならこの上なく嬉しいもんだな……。
俺はそのまま静かに硬い地面に横になり沈むように眠った……。
苦しい……。
息苦しさで目が覚める……。
ボヤボヤする視界からは……。
カラスバ「何や、もう目ェ覚めたんかい?」
カラスバが両手に持ってる紐は俺の首に巻かれていると思った瞬間、恐怖で頭がいっぱいだった。
テオ『か、すばッ!』
カラスバ「お前さんが消えたい言ったんやろ?ならお望み通り消してやるわ……。」
そう言ったカラスバの目は本気で俺を殺しにかかっていて……。
何故だろう、消えたいのに……ッ
お前に殺されたくないッ!!
視界がジワジワと涙で歪み……、
呼吸は乱れ…、あぁ、俺は消されるんだなと…。
愛する人の手によって消されるのも……悪くないな……。
カラスバ「……チッ!」
咄嗟に紐が緩められて…。
テオ『…ッゲホッぐっ、ゴホッ!!』
何で……緩めた??
カラスバ「ホンマにお前ええ加減にせえよッ!何で俺が好きな奴を殺さなあかんねんッ!!死にたいなら……ッ、俺の隣でしにゃーよッ!」
ボロボロとカラスバの目から涙が溢れる……。
何で泣く?お前は正しいことをしてるのに…。
カラスバ「逝かんどいてくれ……ッ、なぁ、俺の隣におって?嫌や、お前さん消しとぉないッ!」
ギュッと抱かれた体温は……とても暖かくて……。
カラスバは俺の事ちゃんと見てたんだ……。
テオ『……ごめん、勝手に消してくれだなんて言って……。もう、言わない……、でも、消してくれよ?』
カラスバ「おまっ!話聞いッテオ『書類上……ね?』ホンマに敵わんわぁ……未来の嫁はんには…。」
後日俺が死んだと報道された。
サビ組とキョウヤだけにしか俺が生きていると知らされていない。
勿論俺は許可なくサビ組から出られない……。
それでも……。
カラスバ「帰ったでぇ〜、オレの嫁はん、甘やかしてくれやぁ♡」
テオ『帰ってきた瞬間にハグかい?今飯の準備してるから離れとらんと危ないよ?』
カラスバ「ええ、今欲しいのはテオやねん。」
本当にとんでもない奴に捕まっちまったな……。
堕ちた英雄終わり
コメント
1件
わあ、ついに完結したんですね…! テオの「消えたい」っていう本音と、でもカラスバに♡♡♡れたくないっていう相反する感情が生々しくて、すごく引き込まれました。 カラスバが「逝かんどいてくれ」って涙ながらに言うシーン、あれ本当に良かったです…。自分から消そうとした相手を抱きしめて泣くなんて、もう完全に愛ですよね。 最後の「帰ってきた瞬間にハグ」とか、日常に戻った温かさが沁みます。 お疲れさまでした、小鳥遊さん!