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久々やな此シリーズ。
ずっとすっぽかしててすみませんでした!!!
此シリーズ書きにくいのよ!!
何でか知らんけど!!
一寸ね、落ち着きます……
前回、多分芥川登場したと思いますけど、
あれノリで出したので今後出ないと思ってて下さい……
すみません……
後、皆の機種名ほぼ忘れちゃったぜ……
とりまスタート。
「太宰さん、新しい任務ですよ」
「えぇ〜?もう?」
気怠げに寝所から起き上がる。
「えっと……”ヨコハマ”という処に巨大機械生命体が……」
「一寸、無視?」
プックリと頬を膨らませる様は、
小さな子供の様に見えた。
「僕も行ってあげるので任務、受けて下さいね」
「……はぁい……」
ヨコハマ、という言葉に少し違和感を覚えたが、
気の所為だろう。
「さて、行こっか」
「はい」
真っ赤に染まって行く空に、
大きな音、
あれは、何時の記憶?
道端に咲く、真っ白の百合の花を手で包んだ。
然して、ゆっくりと目を閉じた。
「敦くーん!」
はっきりとした其の声にハッとする。
空は真っ赤でも無く、大きな音も聴こえない。
「どうしたの?眠たい?」
「そう、何ですかね……?」
「さっき一寸寝てたよ?」
じゃあ、アレは夢か。
「其れより見て!此綺麗な花!」
太宰さんの手には、先程夢で見た百合の花があった。
繊細で、綺麗な花。
太宰さんとよく似合ってる。
「綺麗な、花ですね」
「でしょ?」
一通り会話を終えると、太宰さんは其の花を
僕の髪に掛けてきた。
「うん、似合ってる」
「……そんなお世辞、大丈夫ですよ」
「何を云っているんだい?」
「お世辞なんかじゃないよ。似合ってる」
「そう、ですか……」
少しだけ、心が暖かくなった気がした。
「敦くんの服って露出少ないよね」
「突然なんですか」
「だって〜……敦くん、折角綺麗な肌なのに……」
「其れに動きにくくない?」
「其れは、そうかもですけど……」
確かに派手な動きをする時は邪魔だ。
「いっその事スカートにしなよ」
「流石に其れは……」
でも、短めのスカートだと動き易いかもしれない。
それか、横の布を縦に切ればもっと動き易いだろう。
チャイナ服の様な感じで。
『巨大機械生命体の生態反応を確認』
「!」
「来たか」
ドシン、と地面が揺れる。
相当デカそうだ。
其の時、ふと蝶が横を過ぎった気がした。
それも束の間、巨大機械生命体が姿を現した。
「これは……」
大き過ぎる。
これを、二人で?
「敦くん、白虎を」
「はい!」
太宰さんの声と共に白虎を出現させた。
白虎は巨大機械生命体に向かって大きな爪を立てる。
爪は深く食い込んだが、
致命傷は与えられず。
すると巨大機械生命体は此方に手を出した。
其の手は太宰さんに向けられていた。
咄嗟に、彼を庇った。
「敦くん!」
「だ、いじょうぶ、です……」
「大丈夫じゃないだろう……!」
太宰さんが僕に触れようとした時、
さっきの蝶が現れた。
蝶は僕の身体を包み、
数秒後には粒子の様に消えていった。
蝶が消えた後、僕の傷は癒えていた。
「アンタら、こンなデカイ敵と闘うなんて馬鹿かい?」
「貴方は、与謝野、さん?」
「正解だよ」
「これは一体……?」
「妾の能力だ」
「……成程、治癒能力ですか」
「随分珍しい能力ですね」
「そうだねェ」
「取り敢えず、此デケェ奴は、」
与謝野さんが鉈を肩に置いて云った。
「妾達に任せな」
すると何処から現れたのか、
谷崎さん達が現れた。
「さ、僕達に任せて、休んでて」
其の勇姿は光に当たって、ヒーローの様だった。