テラーノベル
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身体が痛い、倦怠感がすごい、瘴気臭くて気分が悪い。最悪の目覚めだ。
「おはようございます、刀也さん!」
あ〜〜、!クソ最悪だ。
全部思い出した。僕はこいつに負けて捕えられた。
飼う、とか言ってたか。本当にどんなつもりでそんなこと言ったんだろう。
「ほんと可愛いっすね、♡」
「、は?」
気色悪い。なんなんだこいつ。
魔王にはもう少し厳格なイメージがあった。
だけどこいつはなんだ?欲に塗れたただの獣のようだ。
「刀也さんひどいっす…」
僕今あまりのショックに口に出てたか?
「いいえ、オレ心読めるんですよ。」
は?
こいつが発言をする度に気色悪く思える。
ただでさえ不快感極まりないのに、心を読まれたらたまったものではない。
「まあ、僕が本当にお前を嫌ってることが分かっただろ?」
「ええ、まあ…」
ならよかった。早く首を切って死んで僕をここから出してくれないか?
「それはできないです。だって、これから刀也さんにオレのことを好きになってもらうので。」
「は?」
思わず反射的に言ってしまった。
自惚れるな。お前が僕好みのロリにならない限りは絶対に好きにはならない。
「オレは姿は変えられますよ、だけどこのままのオレを愛してほしい。」
お前姿を変えれるのか…?
どこまで気色悪いんだ
「うるさいですね、ここまで饒舌な人初めて見ました。」
「それはお前が勝手に心を読むからだろ。」
「つよーい勇者さまは常に思考を巡らせているんですねー。」
こいつの言葉の頭から尻まで全部ムカつく。
本当に一刻も早く離れたい。
ただ、力づくで抵抗しようにもこいつには絶対に力で勝てないことはわかった。
それにここは檻のような場所だ。いつの間にかこんな所に連れ込まれてしまった。
逃げ出すことは不可能、プライドを捨てて媚び諂っても思考を読まれて終わりだ。
僕はここでこいつと一生を終えるのか…?
そうやって思考を巡らせている最中、こいつが僕を押し倒してきた。
「は、?」
「言ったでしょう、あなたを飼うと。」
飼う、何てどうやって?
僕はこいつに従うつもりなんて毛頭ない。
そもそもなんで僕なんだ?
「君がとっても可愛いからですよ。
初めて見た時から、ずっと自分のものにしたかった。
町に危害を加えたら君がこっちに来てくれると思って、瘴気を出したんです。」
僕一人のために…?
僕一人のせいであんな被害が…?
「自分を責めないでください、あなたは悪くないですよ。」
そんなこと言われたって、自責の念に駆られて酷く胸が締め付けられる。
申し訳ない、悔しい。
目頭が熱くなってきた。
「泣き顔、ほんっと可愛い…♡」
樹村葉
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コメント
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うわっ、第3話めっちゃ重い…!!刀也くんの絶望感と怒りがひしひし伝わってきて胸が苦しくなったよ😭💔 魔王の「好きになってもらう」って執着が怖すぎるし、心読まれるのホント最悪だよね…でも続きがめっちゃ気になる!!刀也くん、どうなっちゃうの…?🔥