0ページ目 万事屋
コツ、コツ、コツ…
薄暗い地下室に、椅子が1つ。
「あ、いたいた〜っ」
「貴方でしょ、依頼してきたの」
「あ、は、はい……」
「ん、で〜____」
「不倫だっけか、」
依頼主は20代後半のお姉さん。
30代男性と結婚しているらしい。
「は、はい…ッ」
「最近、ずっと予定を断られていて…_」
「少しだけ、家での彼の様子もおかしかったんです。」
「だから…ッ」
依頼主は下を向いている。
「ッ…悪いことだとは分かってたんです。」
「だけど、何をしているのか気になって…」
「彼の後ろに着いてったんです。隠れながら。」
「そしたら、知らない女性の方とホテルに入っていくのを見ちゃって…」
「…なるほどねぇ…」
「で、これがその写真なのね」
「__ねぇ、まだ隠すの?」
椅子に縛られている男性。
「ッなんでこんな事をするんだッ!」
「なんでって……」
「奥さんが居るのに、別の女性の場所に
行ったからでしょ?」
「俺はやっていな___」
「うるさい。」
バンッ
椅子に縛られている男性の真横の壁に
発砲する。
「1回黙ってて。」
そう言い、男性を睨む。
男性は体を震わせている。
「……もう、いいです」
依頼主が言う。
「…と、言うと?」
「…ッ」
「そんな奴…ッ、もう顔も見たくありません…ッ」
「…だってさ、」
「…ねえ、お兄さん。」
「来世に期待しな」
バンッ
万事屋。
代行業務、雑事などを行うサービス業者。
他にはいろんな雑貨を置いてたり。
私はこの万事屋で働いてる長根リコ。
肩辺りまでの黒髪ハーフアップと舌ピアスが特徴で、
普段は表に出せないような依頼を受けてる。
拷問とか、殺人とか、そーゆー汚れ仕事がほとんどかな、
カランカランッ
「あ、いらっしゃい!
万事屋へようこそ。」
「アカネさーん!客が来たよ〜っ」
どうも、SnowDropです。
始まりました新連載。
一応ミステリー系…なんですけど、今回は「ミ」の字もないっすね…w
でも次回からしっかり要素入れていきます、!
それでは、また会いましょ〜
コメント
2件
おぉ!スト晴組と気が合いそう((