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放課後、屋上に向かった。そしたら、やっぱり彼は居た。

『遅かったな。』

「うるさい。部活してたんだって。」

『まあそう言うなって。』

彼の隣に座る。昼休みと同じ状況。変わった所をあえて挙げるとしたら時間と、彼が服を崩していないことぐらいか。

「ねぇ。」

『どうした?』

「今、涼しいね。」

『そりゃ夕方だもん。そんなことより、昼の続きまだ?』

あぁ、覚えてたか。忘れてるかもしれないって期待してたのに。

「仕方ないから話すことにするよ。でも、聞くからには否定しないでよ。……私はね、噂が大嫌いなの。あと、お前も大嫌い。それが言いたかっただけ。」

『ふーん。僕も噂は苦手かな。同じだよ。』

「お前のそういう所が嫌いなんだよ。」

『あ、やっぱり?』

「知ってるならやめろ。で、なんで噂が嫌いかっていうと、お前が嫌いだから。」

『どうしようも無いじゃん。』

「はぁー、もう噂にはうんざりしてるんだよ。学校中で付き合いたい人No.1のお前と普通な私が付き合ってるとかいう噂が出回ってるのが本当に嫌い。そんなデマ信じてる奴らも嫌い。」

『あはは。それでよく‘私の彼だから。’みたいなこと言われてるもんね?』

「おい知ってるんだったら助けろよ。」

『いや、困ってなさそうだったからさ。』

「どう見ても困ってただろうが。」

『そうは見えなかったけどなー?』

「そこで疑問系になる時点で困ってるように見えたんじゃないのかよ。」

『あはは、そこ指摘されたら弱い。』

「笑うなよ、その噂に苦しめられてるのは事実なんだぞ。」

『うーん、なんか解決策ないかなー?』

「あったらもう実行してる。噂消すのって大変だからさ、策が見つからないんだよね。」

『あ、そうだ!じゃあ、その噂を事実にしてあげようか?』

「は?」

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