この小説は一切ご本人様に関係ありません。
ut×ci
⚠没作品⚠
わんく
『彼、ずっとあの調子なんですって。』
[あれじゃあいつ亡くなっても可笑しくないわね…笑]
〔いっそのこと、くたばってれば良いんだがなw〕
u「……、」
変な事に首を突っ込まなければええものを…、そう思いながら俺は短くなった煙草を灰皿に置いた。
はぁ、とデカい溜息と共に出る微かな灰色の煙。その煙はすっ…と水色頭のガキに巻き付く様にして消えていった。その煙に気付いたかの様に、先程まで背を向けていた彼はくるりと振り返った。
c「……おじさん達、何がそんなに面白くて…僕を笑っとんの?」
〔笑…、君を見ていると…何と言うか……不思議と笑いが込み上げてくるんだ…w〕
『ちょっと…この子が気の毒でしょう…?笑』
クスリ、ともう一人の女が笑えば、それに続き3人は皆で大笑いした。数分程度笑った後、それを待っていたかの様にしてガキは不思議な眼で彼等を見詰めてこう言い放った。
c「…自分より立場が低い奴等しかそういう態度取れない癖に…惨めな野郎達。」
u「ッてねッ!どうだい、子猫ちゃん達♡僕の話興味無い?」
『今の時代、そんな話しされてもつまんないですぅ。』
[期待外れなんだけどぉ~…、]
u「えぇ~?まぁそんな事言わずにさぁ~♡」
そう言って今夜も俺は女共に言葉を掛けた、これもいつもの事。キャバクラなんぞ行き慣れたもの、風俗だって同じや?
なんなら、行き慣れすぎて飽きてきたくらいやわぁ…。なんかええ方法で人生楽に稼げたりせんのかな~、こう…一発でバシーンッと!!そんくらいの事、一度はしてみたいよなぁ―。まぁ…そんな話は夢のまた夢なんやけどな…。
???「おっ、そこの姫達…僕と一緒にディナーをいかが?」
『えっ、!お兄さんかっこい~♡!』
[まっ、まぁ…?ちょっとくらいなら……♡]
u「はッ?!おい、こいつ等は俺の獲物やぞ!!」
俺はそう言ってきっちりとしたスーツを着た、いかにもホストと言わんばかりの男の手首を掴む。すると男はギョッ、とした様な表情を俺に見せた。
そして分厚い丸眼鏡から透けて見える橙色の彼の瞳に俺も少し驚いてしまった。彼の髪型は淡い水色で、チンピラなのかそれともマジのホストなのか……という髪色だった。そして彼は平常を取り戻し、こう俺に向けて言った。
???「いや~…貴方には勿体無いくらいのべっぴんさんやったんでねぇ…。変わりに貰ってあげますよ?笑」
u「ッチ”…調子こきやがって…若造めが…。」
???「通りすがりの若造ですが……何か?笑」
u「ッ”…ちょっと来い、その根性叩き直してやらぁ”…」
そう言って俺は若造ホストの手を引いて人通りの少ない路地裏へと彼を引っ張った。驚くことに彼は抵抗等はせず、俺に大人しく手を引かれていった。
俺は路地裏の壁に彼を抑え付け、拳を振り上げようとした。そう、振り上げようとした筈…だが、俺はその拳の勢いを止めてしまう程の彼の言動で呆気に取られてしまった。
c「良いですよ…お殴りになって、♡」
u「……は?」
c「え?お殴りにならないんですか?笑」
u「っ…ンやお前……、気持ち悪…ッ…。」
俺はその彼の発言にそい言い残してその場を去ろうと後退りする。だが、分厚い丸眼鏡の男は先程俺がした様に強く俺の手首を掴み引き止めた。
俺は驚いて彼の顔を見詰めるや否や、彼は己の眼鏡を外した。すると、橙色に輝き少し印象に残りそうな瞳を此方に向けた。
c「笑…覚えてる?だいせんせっ♡」
u「ぁ?…覚えてるも何も……あ”ッ?!チーノかお前!?」
c「そうやでぇ!久しぶりに会いたくなってな!」
u「何やもぉ…挨拶くらいせぇや…笑」
ここから何も思い付きませんでした、新旧詐欺師組ってあまり見掛けないなと思い書いてみたらこんな結果になりました。
自分は何が書きたかったんでしょうかね、
そのうちちゃんとした新旧詐欺師組の作品を出すつもりです。
では、次の投稿でお会いしましょう。
コメント
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どうでも良いんですけど、今日風呂で全人類がメンヘラになったらっていう妄想してたら謎にツボった人です。