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太陽が出る朝、秀は朝早くに起き1階のリビングへ向かう
お母様やお父様はすでにリビングにおり秀は挨拶をする
秀「おはようございますお母様お父様」
稲荷家は加須校にも誰にも敬語を使う、これも医者になるための習慣らしい
お母様「遅いわね、もう少し早くおきたら、兄のように立派になれるかもしれませんよ?」
お兄様はリビングにもきていないし起きても居ない
秀「お兄様は?」
お父様「優は昨日も夜遅くまで医師になるための勉強をしていて疲れているからいいんだ」
秀「…わかりましたお父様」
お父様「わかったなら早く学校にいってきたらどうだ、お前も、将来はこの家を兄である優の次に継ぐんだ2番になることは許さん、1番になれ」
秀「はい…わかりましたお父様」
秀は言われるがまますぐに制服に着替え鞄を持ち家を出る
秀「いっていきます」
いってきます、そう挨拶するが誰も『いってらっしゃい』とは誰も言ってくれない
秀そんなこと慣れっこで、そのまま学校にいく
校門はもう空いていて登校通路には誰も通っていなく誰もいない、まるで1人になったようだ
校門を通りロッカーで靴を脱ぎしまい上履きを履く誰もいなく静かな廊下を通っている時配分の足音だけが響いていてほんとに1人みたいだ秀は気にせず自分の教室に入る
秀「おはようございます」
小さい声で挨拶をし先生しかいいない教室にはいる
自分の席につきカバンから宿題やプリント、参考書などを取り出し机にしまう
先生は用事ができたのか職員室に戻る、また秀は1人になってしまった
秀は朝早くから来ても友達もいなくやることもないのでお父様やお母様に言われている暇があったら勉強をしろと言われていてちょうど暇なので医学の本とたくさん文字が書き込まれているノートを出し空白のページにまだ勉強していない範囲を書き進める
勉強している間に数人の生徒が登校しており自分と同じクラスで同じ学年同じ学年の子達も来はじめている
男子生徒「おっはようございまーーす!」
自分の次に来たのは陽キャでクラスの中心の男子生徒だった
男子生徒「お!稲荷いんじゃん、稲荷ー今日の宿題うつさせてくんね?
秀「…」
男子生徒「写させて…くれるよな?」
秀「…いいよ」
秀は躊躇うことなく宿題を渡す
男子生徒「センキュー」
男子生徒は秀の宿題を持ち自分の机に戻る