白黒

毎日投稿2日目！

白黒ですどうぞ！！

白「いい加減逃げんで風呂入ろうやー！！」

黒「無理！！///」

そう言って口論になっているのは恋人

悠くんとは付き合って1年程になる

もちろんヤったこともあるがなぜか毎回上の服を脱いでくれない

バックでヤりたくても背中だけは絶対に見せてくれず、何かあるのは分かるが絶対に教えてくれない

お察しだとは思うが旅行に行って風呂にはいる時も決して一緒にはいってくれない

最初の方は嫌われたくなくてあまり追求しなかったがそろそろ我慢の限界

白「なんかあるのは分かってるし嫌わへんから教えてや〜！泣」

黒「嫌わないのは分かってるけど俺が嫌なんよ…！」

白「んん……」

白「分かった…」

黒「ありがとう…♪」

こうやって毎回俺が折れる

一生教えてくれないのかと思うとなんとなく悲しくなるが仕方ないので諦めている

が、やっぱり悲しくて親友のいむくんに相談する

ここまでが僕の恒例化したルーティンだ

黒Side

水「ね〜いい加減しょーちゃんに話して…というか見せてあげれば…？」

黒「やってぇ…」

水「しょーちゃん毎回僕に連絡してくるよ、悠くんが〜って」

黒「うぅ……」

初兎に背中のことを聞かれるたびに幼馴染のほとけに相談する…なんていつもの事だがそろそろ初兎にも申し訳なくなってきている

水「しょーちゃんなら別になんも思わないよ」

黒「俺がいy」

水「俺が嫌、何回も聞いたよ」

水「でもさ…それはしょーちゃんも一緒じゃない？」

黒「うっ…」

水「しょーちゃんだって言ってくれないのは嫌だと思う、なのに僕に教えてもらおうとしないでアニキが言ってくれるまで待ってるんだよ？」

黒「……」

水「大丈夫！親友の僕が保証する！♪」

黒「分かった…今日言ってみる…」

水「うん！がんばれ♪」

水「…にしても…」

水「まさか彼女が背中隠してた理由が不良だった学生時代につけた傷が残ってるから…なんてしょーちゃん想像してないだろうねw」

黒「それ以上言ったら殺す」

水「怖w」

水「ま、アニキにとっては黒歴史だしね笑」

黒「おい？？」

なんて話しながらも今日背中の事を話すとなると緊張して倒れそうだ

ほとけに言われたが俺の中でこの傷は黒歴史中の黒歴史。だから言いたくない

だがほとけの言う通りずっと初兎に黙ってるのも良くないと思ったから俺は今日話す事にした

白Side

…おかしい

いむくんの家から帰ってきてから悠くんの様子がおかしい

心なしかソワソワしているし緊張しているようにも見える…

いむくんなにか言ったんかなぁ

白「悠くん？なんかあった？」

黒「えっ！？あ、いやなんもないで…？💦」

白「…隠しても分かるよ、彼氏やもん」

黒「…ひ、引かない…？💦」

白「引くわけないやん笑」

白「教えて？」

黒「あ、のな…俺が背中隠してる理由…なんやけど」

おっと、これはまた急に気になることが

背中について教えてくれるということなのか、話の流れ的にはそうなのだろうが何故このタイミングなのか謎でもある

とりあえずきこう

黒「その、学生の時に少し、ほんまに少しやけどな、！？」

白「おぉそこ強調するんか」

黒「…不良…ってかヤンキーをやってたんよ」

白「…つまりグレてるのがかっこいいと思っていたと」

黒「わざわざ言うなｯ！///」

白「ごめんてwでも悠くん強そうやなw」

黒「まぁ、たしかにそこそこ強かったんよ」

黒「したら負けたのを根に持ったやつが不意を狙って斬り掛かって来てな、」

白「えちょっとまって、タイム」

黒「ん…？」

白「斬り掛かって…え、なにで？？」

黒「ナイフで」

またまた予想外な事が…

俺の大事な彼女が学生の時に不意を突かれて切られた？？？

今にも俺がそいつの事を斬りかかりに行きたい

いや、とりあえずきこう

これ以上考えると危ない方に行きそうだ

白「…おけ、いったん続けて」

黒「おん…？」

黒「んで切られた時の傷がまだ背中に残ってるんよ…でも俺にとったら黒歴史すぎて…今まで言えんかった…」

白「…それが今まで見せてくれなかった理由…？」

黒「おん…引いた…？？」

白「ｯ…wあははっwww」

黒「え、？」

白「ごめ、wwｯでも…さ、ぁwww」

白「予想以上に理由が可愛くてwww」

黒「か、かわ…？？」

白「あーw良かったw」

白「なんか病気とかやったらどうしようとか思ってたから拍子抜け笑」

黒「……？？」

白「ごめんな、悠くんにとったら話すの嫌な事やったよな？」

黒「あ、いや…確かにそうやけど」

白「でも俺にとったら悠くんがそんな奴に傷つけられたことのほうが一大事やし、なにより病気とかやなくて良かったって思ったから笑」

白「だから引いてへんよ♪」

黒「ほんまに…？」

白「おん♪話してくれてありがとな♪」

黒「こちらこそ…聞いてくれてありがとう♪」

白「いいえー♪」

黒「あ、ならさ…」

白「ん〜？」

黒「一緒に風呂入るか？」

白「え、良いん…？？」

黒「もう見られても問題ないし、ええよ？♪」

白「…なら一緒に入るか♪」

黒「おん♪」

白「あ、もう見てもええんやったらバックも試してみよな…♪」

黒「ｯｯ…！？///」

白「よーし！風呂入るぞー♪」

黒「え、ぁ…待ってや！♪」