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あとのまつり続き
注意は1話に
ではスタート
惨めだあゝ、惨めだ。
いつの間にか本末転倒？
惨めだあゝ惨めだ
先行く人々は爛々として
「弛まぬ努力のお陰でどうにかここまでやってこられました」
夏の暑苦しい風の中更に暑苦しい声が聞こえる
AIを倒し尽くしただとか、そりゃアンタ達は能力もあるし環境もあってお膳立てされてんの
嫌味にしか聞こえないわ
「認めてくれる世界？があればいい」
「認めてくれる大人？がいればいい」
「認めてくれる家族？がいればって」
それいくら払えば買えるの?
「無料体験版どもの癖に」
「…はぁ、無異能ね」
「お、こっちは異能持ちか」
偉そうに品定めしてんだ
1円以下も私にくれないし
「暖かい言葉？があればいい」
「暖かい声援？があればいい」
「暖かい仲間？がいればって」
ソレ
「いつか私を救うの？」
意地汚くて恥知らずの稼ぎ方でも
それさえあれば構わないわ
誠意は態度より金額で＿!
「温かいご飯？があれば良い」
「温かい布団？があれば良い」
「暖かい家族？がいればって…」
ソレ
「いくら払えば買えるの…？」
無料体験版どもの癖に偉そうに品定めしてんだ
ビタ一文も私にくれないし
「ビタ一文でも私くれよ＿ｯ!」
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