注意!
日常組の皆さんの話です。
キャラ崩壊があるかもしれません。
一部、人を不快にさせてしまうこともあるかもしれません。
何でも許せるという心優しい方は、このまま進んで、物語をお楽しみください。
なお、日常組は一緒に住んでいるといいう設定です。
「あーーーーー」
「何してるんですかー、ぺいんとさん?」
「扇風機に向かって声発してる」
「またそんな馬鹿なことを…」
「あ゛!?馬鹿って言ったか!?」
「まーまー…」
「それよりも…何か、暑くない?」
「そりゃそうでしょうよ、夏ですし」
「いや、何て言うか…」
「…異常に暑いっていうか、何か…」
「まー、大丈夫ですよ!家でエアコンつけてれば涼しいし!」
「そーですよ」
「…ま、そっか」
蝉の声が五月蝿い。
夏の始まりの頃だった。
俺達は、いつも通りゲームをしてて。
楽しく暮らしてた。
「ぺいんとさーん」
「お?何だよ?」
「アイス買ってきてくださーい」
「何で俺なんだよ!お前が買ってこいよ! 」「いやー、僕も自分で買おうとしたんですけど~」
「外、異常に暑いんですよ!沖縄…いや、沖縄以上に!」
「はあ…?それは大袈裟だろ」
「いや、ホントに!」
「てか、そんだけ暑いなら俺も行けねえよ」
「ぺいんとさんは小さい扇風機あるじゃないですか…」
「そんなん焼け石に水だろ。」
「それでもですよ!」
「はー…解ったって。コンビニで買ってくればいいだけだろ?」
「ちょっと待ってろよー」
「いってらっしゃーい」
暑いなんて、想像では、体感32度とか、そんな程度だと思ってた。
でも、想像以上に、暑すぎた。
体感41℃くらいの…
猛暑。
テレビあんま見てなかったから覚えてないけど、なんか異常気象、とかなんとか聞こえたなーー……
あっちぃ…
「っ、はー…あともー少しでコンビニ………」
「やっとだ…」
歩いて2分ちょっとな筈なのに、今では数十分に感じられた。
コンビニはオアシスみたいに涼しかった。
「ちゃちゃっとアイス買って帰るか…」
適当に会計を済ませて、暑さに耐えながらもなんとか家に帰れた。
「買ってきたぞー」
「やったーー!!」
「てか、外暑すぎだろ!」
「はは、そうだよねー」
「ニュースでやってたけど、夏で一番の暑さだってさ。」
「ヤバすぎだろ…」
「それよりも、アイス!」
「はいはい、解りましたよ~~」
「4個買ってきたけど、クロノアさんとトラゾーも食う?」
「たべるたべる~」
「ぐうっ、頭がっ…!」
「アホだなー、お前、」
「アイスってのはほーやってくうんはよ…」
「~~゛~~!!」
「ぺいんとさんもなってるじゃないですか……」
「トラゾー強くね?痛くねえの?」「え?余裕ですけど?」
「おい、腹立つ言い方すんなw」
『天気予報のお時間です』
『~~地域では、なんと最高気温は46℃となっておりーーー』
「「「46℃ぉ!?」」」
「46℃って…暑すぎない?」
「うん、絶対家からでない。」
「ぺいんとはいつもそうだろ」
その時はまだマシだった。
でも、確実に侵食していた。
少しずつ少しずつ。
非日常は、日常に侵食していたんだ。
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