テラーノベル
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〈珊瑚駅、到着です〉
ドアが開くような音がしてすぐに熱帯魚と泡は何処かへ消えて行った
そして目の前には
rd「綺麗…」
色とりどりの珊瑚で彩られた神社のような雰囲気の美しい駅が広がっていた
〈駅の中は繁華街のような感じになっておりまして、お店や観光名所もございます。ごゆるりとお楽しみ下さい〉
〈お帰りの時刻になられましたら汽笛を鳴らしますので、聞こえたら帰ってきてくださいね〉
〈それではお足元にお気を付けて、行ってらっしゃーい〉
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
rd「綺麗な駅〜…」
kyo「どりみー、絶対駅荒らすなよ」
md「荒ラスノハゲームノ中ダケダヨ!怒」
ru「ま、まぁまぁ、駅見て回ろ?」
co「でもどうする?この人数じゃ多くない?」
rd「じゃあグループごとに分かれる?」
pn「そーしよそーしよ!」
pn「クロノアさん早く行きましょ!こっちに射的ありますよ!」
kr「えぇ?駅に射的なんてある?」
sn「街のような感じって言ってましたしあるんじゃないですか?」
kr「じゃあ行こうか、笑」
tr「あっ!ちょっと待って下さいよぉーっ!!」
rd「…騒がしいなぁ〜w」
nk「ひいふぉふぉひゃないひぇすか(良い事じゃないですか)」
rd「もうなんか食べてる!?w」
nk「クレープおいひーれすよ」
sya「どうやって買ったのw」
Kn「なんか日本じゃないっぽいけど日本の通貨通じるの?」
nk「ゴクッ、なんかマヨイビト?はサービスして貰えるんだよ、とか言われたわ」
nk「にしてもこれおいひぃ…モグモグ」
sm「花龍列車みたいだな…」
nk「ムグッ!?…ゴホッ、花龍列車だったら俺ら死んでんじゃん!?」
rd「いや花龍列車じゃないんじゃね?」
rd「珊瑚駅なんてなかったし、列車の内装も外装も違うし」
nk「あ、そうだった…」
Kn「製作者さん!?w」
nk「あ!!あんなとこにりんご飴の屋台だ!!行こ!?」
kr「あっ、待てーっ!!流石に食べ過ぎ!!」
タッタッタッ…
rd「元気な後輩だ…w」
kyo「なんか部活思い出すわw」
pk「あ、あの〜…無所属どうしたらいいすか…?」
rd「ん〜?無所属〜?」
gt「俺運営と周りたーい」
md「ウゲッ」
gt「なんか言ったカナ??^^」
md「オジサン…」
rd「あ”?」
md「マジデラダオクンニハナニモ言ッテナイ」
kyo「勘違いキッッッsy(((」
rd「〇すぞ?」
kyo「短気w」
rd「ブチッ」
rd「きょーさんそこの射的屋で勝負しようか^^」
kyo「望むとこやで^^」
ru「もうやめてぇ〜…」
そんなレウの叫びは虚しく、俺ときょーさんは射的屋に向かった
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
ntjoside
pn「ふっ、俺の勝ち」
tr「いや負けてますw」
pn「だってクロノアさん射的強すぎるんだもん!!」
pn「勝てない!!」
kr「あはは…」
射的屋「あ、そこのマヨイビト、景品忘れてるよ!」
kr「あっ、ほんとだ、ありがとうございます〜」
射的屋「いやいや、マヨイビトには優しくしないとだからな!」
射的屋「あっ、そうそう!この駅の観光名所は珊瑚礁の丘だよ、そこの付近に駅長ブラブラしてるから行ってみると良いかもしれないな!」
kr「へぇー、行ってみます!」
射的屋「はい、おまけ!パンダの人形だ、そこの嬢ちゃんにでもどうぞ!」
sn「あー、ありがとうございます」
射的屋「さ、引き続き珊瑚駅を楽しんでくれよ!」
kr「はーい、ありがとうございます〜」
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
pn「お前また女の子だと勘違いされてたやんw」
sn「いや、しょうがないですよ…こんな見た目でこんな声ですから…」
sn「あそこで訂正するのもあれですしね…」
pn「背も低いもんな」
sn「はい????」
pn「てか珊瑚礁の丘ってどこなんだろ、行ってみたいなぁ〜!」
sn「えっ、今話題逸らしました?」
pn「あっ、場所わかんないし聞き込みしてくる!!」
sn「あっ、待っ…」
sn「はぁ…」
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
pnside
pn「と、逃げてきたはいいものの…」
圧倒的コミュ障!!!!
あんまリアルで会わない健康の人達でもギリなのに
知らない人に話しかけられるわけが無い!!
?「あ、こんなとこにいた〜」
pn「えっ?」
?「あ、やべ人違いだわw」
振り返ると背の高く、
セーラー服を着ている、、男…?がいた
pn「えっ…と?」
駅長「あー、アタイは駅長!」
pn「あっ、アタイ!?」
駅長「アタイJK兼駅長よ、もしかして男とか思ってないわよねぇ!?」
pn「えっ、あ、ごめんなさい…?」
駅長「まじチョベリバ」
pn「ふっる」
※チョベリバは、「超ベリー・バット(verybad)」の略で、
1990年代に10代、20代や女子中学生、
高校生などの間で使われた若者言葉の1つ。
それ以前使われていた「超バッド」よりさらに強く最悪であることを意味する。
対義語は(((
駅長「わざわざそんな長く説明すんなボケ」
pn「あーあ、キャラ崩壊」
駅長「あーアタイアタイ」
pn「で、どうしたん」
駅長「え?俺の友達と間違えた」
pn「なるほどね」
駅長「まじで似すぎな?」
pn「んなこと言われても間違えたお前が悪い」
駅長「まぁそりゃそう」
pn「ってか俺駅長に馴れ馴れしすぎか?」
駅長「変に敬語使われても落ち着かんからいいよ」
pn「分かった〜」
pn「え、珊瑚礁の丘ってどこ?」
駅長「んとねぇ…あ、友達とかいる?」
pn「は?どういう意味?」
駅長「違う違うw、案内するから友達いるなら連れてきてってw」
pn「あー、連れてくるわ」
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
pn「きた〜」
駅長「んぃ〜」
sn「えっ、なんか仲良すぎません?」
tr「初対面なのにw」
kr「ほんとだよw」
駅長「まじでアタイらの友情永遠不滅よ」
?「え?浮気??」
駅長「え?」
?「え?」
pn「俺と似てる…」
?「え、ほんとだ…」
?「まぁここで会えたのもなにかのご縁ってことで、」
イト「俺イト、珊瑚礁を管理してるよ。よろしく!」
駅長「俺じゃなくてアタイな?」
イト「あーアタイアタイ」
駅長「あっ、折角だし珊瑚礁までこの人達案内してやって?」
イト「んー、いいよ!」
イト「こっちこっち、着いてきて!」
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
イト「ここが…珊瑚礁の丘だよ」
pn「綺麗…」
そこには白く輝く珊瑚礁がどこまでも丘のようになだらかに続いていた
sn「白い珊瑚…めっちゃ綺麗ですね」
tr「すごいなぁ…」
kr「綺麗だな…」
イト「でしょ、でも素直に喜べないなぁ…」
pn「?なんでですか、こんなに綺麗なのに」
イト「この珊瑚達はね、瀕死なんだよ」
kr「瀕…死…?」
イト「この珊瑚達、元々は色とりどりの綺麗な珊瑚だったんだ」
tr「ならなんで白いんですか…?」
イト「他の珊瑚なら色々原因はあるよ」
イト「温暖化とか海の生物になにかされたり…原因は色々。」
イト「けどここの珊瑚は…色々と違うんだ」
イト「みんなが1つの物に注目することがあるでしょ?」
イト「その注目から生まれるのがこの珊瑚なんだ」
イト「折角だし見せてあげる。これが珊瑚駅本来の珊瑚だよ」
そう言ってイトさんはセーラー服のポケットに手を入れ、
淡く色とりどりに光る珊瑚を取り出した
イト「綺麗でしょ、これが白化してない珊瑚駅の珊瑚!」
pn「すごい…綺麗」
tr「光ってる…」
イト「ふふふ、この駅特産の珊瑚なんだぁ〜!」
イト「でもね、注目があまりに早く消え去ると白く…白化しちゃうの」
イト「それに…それにね、」
イト「……珊瑚が白化してしばらく経つとね、死んじゃうの。」
イト「白化の原因は違うけど…
珊瑚礁が沢山白化し始めてるのと
白化が続くと死んじゃうのは
マヨイビトの世界でもこの世界でも同じだよ」
イト「…ねぇ、1つお願いしていい?」
kr「…なんですか?」
イト「もし、もし君たちが元の世界に戻れたら…」
イト「少し、少しでいいからさ」
イト「海が、植物が、生き物が、環境が抱えている問題に」
イト「少しでも、少しでも向き合って欲しいな」
ぼわぁぁぁぁ…
イト「…あっ、ごめん!長話しちゃった…」
イト「これ、お詫びに…良かったらどうぞ」
pn「…珊瑚?」
kr「えっ、良いんですか?」
イト「うん、ほら!もう汽笛鳴ったし帰らないと!」
sn「わっ、ありがとうございます〜!」
イト「さよーなら、また会えたら会おうね」
tr「はい!さようなら!」
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
プシュゥ…
〈おかえりなさーい、珊瑚駅はどうでした?〉
rd「楽しかったー!!」
nk「美味しかったぁ〜!!」
kr「お前は食べ過ぎなんだよ!」ベシッ
nk「あでっ」
〈まぁまぁ、楽しめたと言うことでね!〉
〈次の駅は、黒潮駅でーす〉
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コメント
9件
マジで小説書くの上手いね?本職?(((
おい!目標の2倍達成したぞ!おめでとう°・*:.。.☆ さぁ、早く書くんだ
投稿遅くなってごめ、多分次も遅くなるわ☆(反省の色なし)