新年一発目〜!!
去年は兎年だったのでそれにちなんだ話になっております。
話は続いておりません。別の話として見てください。
出てくる人↓
青井らだお
ハンク
青井らだお→?→ハンク
青井らだお←♡←ハンク
らだお「げっなにこれ…」
俺は朝起きてすぐに違和感に気づいた。
鏡を見る。
なんと俺の頭に耳が生えていたのだ。
耳は長く白い耳だった。
らだお「兎…?」
俺はそう思った。
本当に兎の耳だった。
何が起きてるか分からなかった俺は何気なく着ていた服のポケットに手を入れる。
ポケットの中にはひとつの紙が入っていた。
うさ耳が生える薬。
注意書き
この薬を飲むと24時間うさ耳が生える。
使用に気をつけよう。
うさ耳には感覚があるため注意をしよう。
頑張ってね君♡
そう書いてあった。
らだお(そういえば…昨日酒飲んで家に帰ろうとしたら誰かにぶつかってなんか飲まされたような…)
俺はそんなことを思い出した。
てかこいつキモすぎたろと同時に思った。
今日は仕事もあるので休めない。
しかもよりによって俺がいつも被ってるヘルメットが壊れているため使えないのだ。
俺はたまたま持っていた帽子を被って仕事をすることにした。
らだお「結構感覚あるな〜この耳」
そう思いながら俺は帽子を被った。
今日の仕事の内容はコンビニ強盗の対応だ。
あいにく俺しかいないため俺はバイクに乗り事件現場へ向かう。
チェイスになったら困るからだ。
俺はすぐに犯人を捕まえ署に送った。
お昼時。
俺は手持ちにご飯を持っていなく、コンビニ行くことにした。
先程のようにチェイスをするつもりもないので歩きで向かう。
らだお(何を買おっかな〜)
そんなことを思いながら歩く。
すると目の前に誰かがいた。
その人は俺に近づいてくる。
「らだおくんっ♡」
ハンさんだった。
最近色んな人と会うな〜と思いながら俺は挨拶をする。
らだお「ハンさんこんにちは〜」
ハンク「やっほ〜らだおくん!!」
俺はこの耳がバレたらやばいと思いさっそうと帰ろうとする。
らだお「では俺はこれで」
そう言った直後風が吹く。
らだお「わっ!!」
俺はびっくりして目をつぶる。
風が強かったせいか帽子が飛んでいってしまった。
ハンク「えっ!」
らだお「あー」
ハンさんに見られてしまったのだ。
ハンさんはとても驚いているように見えた。
ハンク「らだおくん!なにそれ!!本物?!」
ハンさんは楽しそうに俺に聞いてきた。
案外大丈夫そうなのかハンさんの目は輝いていた。
まぁ初めて見たというのもあるだろう。
らだお「あーはい本物です。」
ハンク「触ってもいい?!」
ハンさんは俺にそう聞いてきた。
まぁ触るだけならと思い俺はOKした。
ハンク「じゃあ失礼しま〜す」
ハンさんの手が俺の耳に触れる。
ピクッ
俺の耳が反応する。
らだお「んっ」
と同時に声も出てしまった。
それが聞こえたのかハンさんは俺の耳から手を話した。
ハンク「ごめん💦大丈夫?」
らだお「あ、はい大丈夫です、ちょっとびっくりしただけなので。」
意外と感覚あるんだなと思った。
そんなことを話していると電話がなった。
ププッ
俺はハンさんにお辞儀しそれに応答する。
相手は成瀬だった。
成瀬「らだお〜?大丈夫〜?」
らだお「成瀬?なんで〜?」
成瀬「来たら、らだお無線入ってなかったから何かあったのかなって思って」
らだお「さっきまで俺一人だったからさ入らなくていいかな〜って思って、」
成瀬「あーね、無線入る?」
らだお「んーどしよっかな〜今日はやめとくわ」
成瀬「おけ〜お疲れ〜」
プツ
俺は帽子が飛んでいってしまって耳が隠せない状態なので今日はもう仕事をするのを辞めることにした。
俺はハンさんの方を見る。
ハンさんにはもうバレてるし、今日はハンさんと遊んでもいいかなと思いハンさんを誘う。
らだお「ハンさん、俺今日は仕事ないんで遊びませんか?」
ハンク「いいね〜!遊ぼっか」
らだお「わーい」
俺はハンさんと遊ぶことになった。
ハンさんと俺は色んなことをして遊んだ。
実際にギャングと遊ぶのは結構やばいことなのだが今は犯罪もしてないし大丈夫ということにした。
遊園地に行ったり、ドライブしたり、海に行ったりした。
まぁ耳はハンさんから借りた帽子で隠して遊んだ。
久しぶりに遊んで気が抜けたのか俺は眠くなってしまった。
らだお「すいません、ハンさん、、少し寝ます」
ハンク「うん、大丈夫だよ、おやすみ」
らだお「スースー」
ハンク(寝顔も可愛いな〜♡)
俺は帰る途中に寝てしまった。
らだお「ん〜ここどこ?」
俺は起きる。
目を開けるとそこに1枚の紙があった。
らだお君へ
起きたらこの手紙を見てね!
ここは俺の家だよ〜あんまり教えたくなけどらだおくんなら警察に言わないよね?
あと俺はこれから大事な会議があるから行くね
1時間後ぐらいには帰ってくるからそれまで待ってて♡
じゃあね♡
ハンク
らだお「なんか、1文だけ圧をすごい感じる笑」
俺はそれを読んでこのハンさんの家で待つことにした。
まだ24時間が経っていないのかうさ耳は消えていなかった。
俺が寝ていたソファに座りここに来る前にかったご飯を食べることにした。
1人で食べる。
モグモクモグ
いつもは何も感じないのに今日はなんだか心細くなっていた。
寂しいという気持ちが込み上げてくる。
でも俺は黙々とご飯を食べる。
あまりお腹が空いていないけど何故か食べる手が止められなかった。
ガチャ
ハンク「ただいま〜!らだおくん〜♡」
ハンさんが帰ってきたのだ。
予定より30分ぐらい早い。
ハンさんはコンビニで買ってきたものを机に置きながら俺に言う。
ハンク「今日早く切り上げて貰ったんだ〜らだおくん待ち遠しいかな〜って思って笑♡」
ハンさんはそう言い終わると俺の方を見る。
ハンさんはびっくりしていた。
ハンク「えっ?!どうしたのらだおくん?!」
ハンさんが驚く理由もわかる。
俺が食べていたご飯はぐちゃぐちゃ。
俺の手も少し汚れていた。
それだけでもびっくりするだろう。
でも本当にびっくりしたのは多分俺が泣いていたからだろう。
らだお「ハンさんッ…」
自分でもびっくりする。
何故泣いているのか全く理解出来なかったから。
ハンク「らだおくん、どうしたの?」
ハンさんは俺にハグをしながら言ってきた。
らだお「わかんないッ…なんで泣いてんのかわかんないよッハンさん…」
俺はハンさんにそう言った。
ほんとに分からなかったから。
ハンさんは少しの間だけ無言で俺をハグしていた。
ハンさんは喋り出す。
ハンク「…もしかして、寂しかった?…1人でご飯食べて心細かった?、僕がいなくて嫌だった?」
ハンさんは俺に聞いた。
俺は涙が止まらなくなった。
らだお「うんッ…うんッ..寂しかったぁッ」
ハンク「そっかぁ」
ヨシヨシ
ハンさんは俺によしよしして来た。
ハンク「ねぇらだおくん、今日一緒に寝よっか?」
らだお「…いいんですか?」
ハンク「うん!!もちろん」
らだお「じゃあ…一緒に寝ます!( *´꒳`*)」
ハンク「よし!!」
俺はハンさんと一緒に寝た。
ハンさんはずっと俺のそばにいてくれた。
俺が寂しくないように隣にいてくれた。
朝になると俺の耳は消えていた。
俺はハンさんにお礼を言って帰ることにした。
ハンさんはまだいてもいいのにと言ってきたがさすがに申し訳ないのとあんな姿を晒してしまった恥ずかしさで俺はすぐに帰った。
ハンク「あーあ帰っちゃったか〜」
ハンク「可愛かったのにな〜笑」
ハンク「昨日のあれはそういうことだったのね〜笑」
ハンクはあるページを見てそう言った。
そこには、
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兎は寂しがり屋で1人だと孤独で死んでしまう可能性があります。
寂しがらないようなるべく一緒にいてあげましょう。
そう書いてあった。
end
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