テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
#政略結婚
クリオネ?
818
#Snow Man
fura
5,952
173
42
はい、あべさくですね
すたーとぉ
外の雨は激しさを増し、時折、窓ガラスを激しく揺らすほどの突風と、遠くで轟く雷鳴が響いていた。
「ひゃあ! びっくりしたぁ!」
リビングから自分の部屋に戻る途中、ひときわ大きな雷の音に驚いた佐久間は、ちょうど廊下を歩いていた阿部の胸に目掛けて飛び込んだ。
阿部は一歩も引かずにしっかりと佐久間の身体を受け止めると、その細い肩が微かに震えているのに気づいた。
「佐久間、もしかして雷、怖いの?」
「う、うん……。アニメとかゲームのバトルシーンは平気なんだけど、リアルの雷はちょっと苦手で……」
少し恥ずかしそうに俯く佐久間。阿部はそんな佐久間の手を優しく引くと、
「じゃあ、俺の部屋においで」
と自分の部屋へと連れ込んだ。
ベッドに二人で腰掛け、阿部が佐久間のピンク色の髪を優しく撫でる。
「大丈夫だよ、俺が隣にいるからね」
という阿部のいつも通りの優しい笑顔に、佐久間はすっかり安心し、いつものマシンガントークを始めようとした。
「さすがあべちゃん! あべちゃんの部屋って本の匂いがして落ち着くんだよねー。あ、そういえばさ、この前の——」
お喋りを続けようとした佐久間の視界から、不意に阿部の『眼鏡』が消えた。
阿部がサイドテーブルにカチャリと眼鏡を置いた瞬間、その場の空気が一変する。眼鏡を外した阿部の瞳は、まるで獲物を完全にロックオンした肉食獣のように、妖しく、そして冷酷に光っていた。
「佐久間。雷が怖いなら、もっと怖くないことで頭をいっぱいにしよっか」
「え……? あ、あべちゃん……? 急に、何……?」
阿部は佐久間の身体をベッドに押し倒すと、佐久間の両手首を自分の片手で強引にベッドに縫い付けた。
もう片方の手で、佐久間のズボンの紐をゆっくりと、だけど確実に解いていく。
「普段はみんなの前だから優しく見守ってるけど、二人きりの時は、俺のことだけ見てっていつも言ってるよね? なのにさっき、リビングで他の男と楽しそうにゲームの話してたでしょ」
「あ、あべちゃっ……ちょっと待っ……んむっ!?」
「あべちゃんじゃない、亮平。」
阿部の容赦ないディープキスが、佐久間の言い訳を完全に塞ぐ。
阿部の指先が佐久間の最も敏感な場所を容赦なく、的確に愛撫するたびに、佐久間の身体は弓なりに跳ね上がった。
「あ、は……っ、りょうへ、そこ、すごい……っ、もう、頭おかしくなる……!」
「もっと大きな声で鳴いていいよ。どうせ激しい雷の音にかき消されるから。……今夜は俺が満足するまで、絶対に寝かせないよ」
普段のインテリで穏やかな姿からは想像もつかないほど、ベッドの上では強引で、底知れない執着心の塊になる阿部。
佐久間は激しい快感の嵐の中で、阿部の名前を何度も何度も啼き、その愛の檻の中にどこまでも深く囚われていくのだった。
うほほ^^
えぐえぐやぁん!
んじゃーねぇーっ
コメント
3件
当然猛獣になる💚好きっ! 今回のシリーズ大人な感じで好き〜!
うわぁ…雷の夜の設定、雰囲気出ててすごく良かったです🥀 眼鏡外した瞬間の空気の変化、ゾクゾクしました…普段インテリで優しいあべちゃんが、二人きりだとあんなに執着強くなるギャップ、たまらないです。 佐久間くんの「あべちゃんじゃない、亮平」って呼ばされるシーン、めっちゃ萌えました…! 次も楽しみにしてますね🌙