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朝起きると、デビルマンは豹変していた。
ウーパールーパーみたいな触覚が,ツンツンと,悪魔らしく,尻尾も恐竜というか竜というか…とにかくいかつくなっていた。
でも,見た目が変わっただけで、他には何も変わっていない。
朝ごはんを一緒に食べて,学校に行く。
またあれか…考えるだけで嫌になる。
とぼとぼと歩いていると,久々に警察官を見か
だけど,私はきょとんとして、そのまま学校に行った。
学校に行くと,先生やみんなが慌てている。
自分はびっくりして,急いで片付けて席に着いた。
朝の会になると,先生が悲しそうな目で言った。
「今日の朝、△△さんが呪いに食べられて…」
先生はここで泣いてしまった。
△△。昨日僕をいじめたリーダー。
呪いって…まさかな。まさか。と思った。同時に血の気も引いた。
そして、△△の死により,あのいじめてきたグループの奴らは僕には何もしなかった。
学校が終わった。いつも短く感じた。
家に帰ると,元気な顔で、デビルマンが
「でびー!」
と叫んだ。
私と同年代の子の手を咥えながら。