この作品はいかがでしたか?
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番外編~っ!!!
リクエストありがとうー!
期待に添えるか心配だけども!頑張って書く!!
⚠️太ドス
_____ほんの少し前。
ゴ「そろそろ可笑しい…」
ゴーゴリは焦っていた。珍しく。
フョードルの居場所が全く掴めないのだ。
こういう場所の特定作業はいつもフョードルの得意分野なのだが、
別にゴーゴリやシグマが出来ないという訳ではない。
2人で徹底的に探った。
だが、中々分からないのだ。
ゴ「こうなったら…」
逆探知。
其れしか無いと思った。
ゴ(此の前に来たメッセージを逆に遡って発信元の位置が分かれば、
…希望はある)
ゴ「ねえねえシグマくーん!
一緒にやって欲しい作業あるんだー!」
ゴーゴリはぴょんぴこ跳ね乍らシグマに近寄る。
シ「……何だゴーゴリ、何故そんなに浮き浮きしている、」
ゴ「フョードル君の位置が分かるかも知れない」
ゴーゴリは少し声を低く、くぐもらせて言った。
シグマは其れを聞き、
シ「!」
良く近付いて観察しないと分からない程の微妙な変化だったが、
喜んだ様に見えた。
シ「其れで、如何いう方法だ?」
ゴ「それはねぇ…」
ゴーゴリは事細かに説明した。
シグマは一つ頷き、
シ「確かにな…やれるだけはやってみようか、」
其処から逆探知を始めた。
「ふふふ~…」
太宰は嬉しそうに足の入ったガラスを撫でていた。
(漸く私に堕ちて呉れたからね…本当に嬉しい、)
太宰は1人、部屋で微笑んでいた。
其の時、
『来ないで下さいッ!』
という、フョードルの絶叫が聞こえて来た。
「な、?!」
太宰は部屋を早急に出、フョードルの居る部屋に向かった。
太「如何した?!」
太宰は勢い良く部屋の扉を開けた。
ド「太宰君、!」
フョードルは太宰に抱き付いて来た。
太「ぇえ…、?」
太宰はふと前方を見やる。
…フョードルが此方に来た理由がはっきりした。
太「何故此処に居るんだい?
ニコライ、」
ゴ「当たり前、だろう?!
もう良い加減に返してよ、!
フョードル君なんて、足無いじゃないか、…」
シ「ッ?!」
すると、フョードルは怯えた表情で太宰に尋ねた。
ド「…誰、ですか、此の人達、?」
ゴ&シ「…は、?」
、フョードルは記憶が無くなっていた。
太宰は呵々と笑って言った。
太「嗚呼~御免ね~!
まァ、いわば…洗脳?」
シ「なっ、」
太「もう彼は私しか見えていないし、知らないんだよ」
ド「……ッ、」
フョードルの手の力が強くなっていく。
太「痛い痛い、痛いよフョードル、」
太宰はそう言ってフョードルを宥める。
太「ほら、出ていって」
ゴ「だが、!」
太「見て分かるでしょ?
もう彼を連れ戻すのは無理だって、君達の脳でも理解出来るよね?」
と、太宰は当然のように言い放つ。
シ「ッ、!」
空気が張り詰める。
温度が数度下がった様だ。
太「ほら、早く」
ゴ「…仕方ない、帰ろう」
ニコライはシグマを無理矢理掴み、外に出て行った。
太「…」
太宰は其の様子を唯黙って見ていた。
ド「……怖かった、です…」
フョードルはそう溢す。
ド「あの人達は…僕の知っている人なんですか…、?」
太「そうだねえ…元お友達かな、」
と、太宰は言う。
ド「…知りません、あんな人達…」
フョードルは目を伏せて言った。
ド「何も、無いんです…記憶、」
太(だろうね、此の為だけにどれだけ時間と手間を掛けたと思ってねえ…)
ド「僕には、太宰君しか、いませんから…♡」
太宰には見えた。
フョードルの瞳の中に、ハートマークが浮かんで波の様に揺らいでいるのを。
太「ッ…♡」
人間、愛しい物は虐めたくなるモノである。
太「あ、そーだ、」
ド「んう、?」
太「君は出来損ないだから~…」
ド「ッ?!」
太「『君より』魅力的で素敵な女性と遊んで来るね~♪」
と跳ね、太宰は言った。
ド「え、?!」
フョードルは太宰に縋り付く。
ド「太宰君、僕の何が気に食わなかったのですか、?
僕、何でもしますから…離れないで下さい…ッ」
フョードルは目に涙を溜めて言った。
太「…うふふ、嘘に決まってるだろう?」
ド「、んぇ…ッ、?」
太宰はフョードルを力強く抱きしめる。
ド「んん…、」
太「私は君しか見てないから、♡」
ド「本当ですか…、?」
太「其の代わり、
君も私だけを見てね?」
フョードルは微笑んで答えた。
ド「ん…勿論です、♡」
リクエスト有難う~!
短くて御免~ッ、!
❤️はいくつでも良い、!!!
コメント
47件
記憶なくなってたんか……!
/ … 最 高 じ ゃ 祢 ぇ か … 、 人 間 其 の モ ノ 自 体 は 簡 単 に 、 壊 せ レ る . 善 ィ 祢 ッ 、 ! 疲 レ 吹 ッ 飛 ん だ - … 、 最 近 キ ュ - リ ち ゃ ん の 小 説 見 弖 無 か ッ た 殻 な … 完 全 に 忘 レ 弖 た … す み ま せ ん ッ …
共依存っていいよね さっきから喜び?興奮?のため息が止まらん最高