愛 言 葉

『さすがに参はきつかったかな』

あの呪霊に気血花弁で血を使いすぎて、体調をくずしてしまった。

「「 大丈夫かー？ 」」

「「 ゆっくり休んでね 」」

「「 栄養しっかりとるんだよ 」」

『『 みんなお母さんだよ  』』

「「 ちがう 」」

「「 違うよ」」

「「 ちげーよ 」」

『『 大丈夫、あと1日だし任務も終わってる』』

「「 まってるよー 」」

『あ”ー辛、いつぶりかな熱なんて』

38.6℃

どう見ても高熱だ

『寝れば治るってあれ嘘でしょ……』

『食欲わかない 』

『せっかくの旅行が…』※違います

『もう明日帰るしがんばるか』

🤧🤧🤧

お大事に………💧💧

-翌朝-

36.4℃

超平熱。超超元気

『昨日の熱はなんだったんだ』

『ホテルのチェックアウトしてこよ』

チェックアウト終了、那覇空港へ

『さらば！OKINAWA！』

-到着-

「おかえり〜」

『硝子！！！』

「おつかれさま」

「〇〇熱は？」

『なんか治ってた』

「すげ」

『もう1日中寝てた』

『はいこれお土産！』

『五条にはちんこすう』

『硝子には海ぶどうだよ〜』

「ありがとう〜」

「まだちんこすう引きずってんのかよ」

『あ、沖縄ってさ』

「うんうん」

『呪詛人（じゅそんちゅ）が少ない！！』

「なにっ！？！？」

「マジかよ沖縄めっちゃいいじゃん！！」

『＋楽しい』

「沖縄さいこーじゃん」

『そうなのよ！』

『てか夏油は？』

「教室にいると思うよー」

『OK〜』

『夏油〜』

「…」

『夏油？』

「あっ、おかえり〇〇帰ってたんだね」

『だいじょぶそ？』

「心配ないよ。〇〇の方こそ熱大丈夫かい？」

『うん、治ってるよ』

「よかった」

『これお土産』

「紅芋タルトか」

『そう、試食したら超美味しかったんだよね』

『勢いで買っちゃった』

『五条はちんすこうだし硝子は甘いの苦手だし』

『消去法で夏油なっちゃったごめんね』

「全然いいよ、ありがとう」

『よかった〜』

『沖縄楽しかったよ』

「ふふ、そうだね」

……　ᴛᴏ ʙᴇ ᴄᴏɴᴛɪɴᴜᴇᴅ