……あの〜
チャット風の小説(いつものやつ)書けないんですけど……
なにかの誤作動ですかねHAHA
ということでお詫び(?)にこっちで小説書きまーす。(この前投稿した「才能」みたいなやつだけど)
((((高確率で連載になるかも))))
曲は
「少女レイ」
登場人物
(プロセカじゃないです!すみません、!)
・水田 哀(すいたあい)14歳
・押谷 渚(おしたになぎさ)14歳
それではスターティン!!!
風になびく黒髪。
さんざめく波の音。
水平線の入道雲。
今までの記憶が走馬灯みたいに頭の中に流れてきて、
今の私は、まるで猫に追い詰められたハツカネズミだ。
潮の匂いと蝉の音に惹かれて
踏切へと飛び出した___。
「……待って!」
1歩踏み出そうとした瞬間、友達の渚に腕を引かれる。
そう、渚は、私だけが友達。
私がいなくなったら渚は独り。
居場所なんてなくなるだろう。
2人きりこの儘、愛し合えたら__
「___ごめん」
目の前に広がる赤い鮮血。
その瞬間、私の頭がフラッシュバックする。
煩い蝉の声に、二度と帰らなくなった哀。
私と哀の、お揃いのキーホルダーが切れて、
哀が永遠に戻らない気がして……__
私と哀が初めてあったのは、中学1年生の冬。
先生に頼まれた仕事を、電気もついていない教室で行っていた。
そうしたら、ふいにトビラがガラリと開いて
「何してるの?」
そう言って私の向かいの席に座った。
「……佐藤先生に頼まれたの」
「ふーん……生徒会って大変だね」
そんな他愛もない会話をして
「押谷渚だよね?私水田哀。よろしく」
そう言って、白い手を差し出した。
「……よろしく」
その手を掴み返して、握手した。
「ねぇ、ギターの練習していい?」
返事をする間もなく、ギターケースを取り出して、チューニングを始めた。
机に座る哀の横顔は、儚くて。
___そんな哀に惹かれて、恋に落ちた。
思えばあれは一目惚れだったんだ。
そこからは、一緒に帰ったり、登校したり、遊んだり……
仲良かったんだ。あの時までは……
数学の教科書を忘れて、夕方に学校に忍び込んだ。
扉を開けようとした時、扉の窓から、ふたつの影を見つけた。
哀のセミロングに、同じクラスの、哀の隣の席の子のボブ。
輪の中に入ろうと思って、扉を開ける右手に力を入れた時に
ふたつの影の顔が、重なって、口吻をした。
コメント
2件
私も少女レイの小説かいてるんですが、こぬかさんの少女レイとてもいいです!!