テラーノベル
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その日もいつもと変わらない春の温かい光に当てられうとうとしていると、いつの間にか眠りについていた。 気づけば日は半分ぐらい上っていた。「もうそんな時間か」足早にその場を後にした。
向かった先はと言うと彼女の友達であり8歳からの幼馴染である名前は”黒嶺 迅”生まれつき体が弱くあまり家を出ない。そのため友達は私以外見たことがない、そんな彼の家に今日も遊びに行く。「さて、今日は何をしようか」なんて考えながら全速力で迅の家に向かう。
そして「遊びに来たぞー!」と勢いよく家に入るといつも迅とその母親に「いらっしゃい」とあいさつを交わす。母親は柔らかでどこか逞しい声をしている。ちなみにかっこいい。迅の方は、柔らかな声をしている「今日は何をして遊ぼうか」「今日はね~あれがいいこの前やったカードゲーム!」「分かった、けど手加減はしないよ」「私だって負けないもん」そんな感じで私と迅は引き分けだった。「もうこんな時間か、そろそろ帰らないとまた怒られるよ」そう言われて時計を見てみる。もう5時を回っている。あたりは黄金色の夕焼けに照らされてオレンジ色に染まっている。「そーだね、また明日!」そういうとお辞儀をして「お邪魔しました!」と言うと迅の家を飛び出した。
家に着いた時には結局あたりはすっかり暗くなっていた。「お帰り、今日は遅かったのね」そういうと母が迎えてくれた。母は病弱でよく病気をもらっては死にかけている。「今日遅くなってごめーん」そう返事をすると父親が台所から出てきた。ちなみに父親の職は謎に包まれていて聞いてもよくごまかされていた。「ごはんもう出来てるぞちな父さんの自信作だ」これにて美味なことが約束された。そして手を洗って食卓に着くそして手を合わせ食べ物を囲って楽しく食べる。
そんな日々が続くと思い続けていた。しかしそんなもの権力者や主導者からすれば何の価値もなかったのだった。
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