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理仁さんの白いタキシード姿。

女性はもちろん、男性でさえ、誰もがため息を漏らすこの美しさを、いったいどう表現すればいいのか……



「双葉、綺麗だ」



「ありがとうございます。こんな素敵なドレスをプレゼントしてもらって」



「本当に良く似合う。この白いドレスは君に着てもらうために存在しているんだな」



「……そんな、恥ずかしいです。でも、嬉しいです。こんな風に、結仁も一緒に式を挙げられて幸せです」



「この場所で双葉と結婚式をするのを楽しみにしていた」



ここは昔、常磐社長とお母様が式を挙げた場所。

ハワイの、白で統一された由緒ある教会。



「母も、俺たち3人のことを喜んでくれてるはずだ」



「理仁さんのお母様、天国から見守ってくれてますね」



今日はたった3人だけの結婚式。

そう希望したのは理仁さんと私。

ようやく……私達は正式に家族になる。



日本を経つ前に、みんながそれぞれ祝福してくれたけど、涼平先生、ママさんと朱里は、わざわざ空港まで見送りにきてくれた。



『本当におめでとう。理仁さん、双葉、結仁』



『朱里、ありがとう。今日を迎えられたのはみんなのおかげだよ』



『双葉のウエディングドレス姿見たかったけど、我慢する。写真と動画、楽しみにしてるから』



『うん、わかった。涼平先生もわざわざありがとうございます』



『お2人の幸せ、ずっと祈ってます。しばらくはハワイですよね?』



『そうもいかない。新婚旅行を兼ねて、少し滞在して、なるべく早く日本の本社に入ることになる』



『すごいですね。常磐先生、副社長就任ですもんね』



『副社長になるのは嬉しいけど、理仁君、仕事が忙しいからって双葉ちゃんと結仁を寂しくさせたら許しませんよ』



『香里さん。はい、なるべく双葉と結仁との時間を作ります』



『お母さん、理仁さん怖がってるよ』



『だって双葉ちゃんと結仁には幸せになってもらいたいから』



『ママさん、大丈夫。理仁さんが仕事を頑張ってくれることも私の幸せだから。私は何も寂しくないよ。結仁だっているしね』



『うん、結仁がいるよ。パパがお仕事でも、僕がママと一緒にいるから』



『結仁……。そうね、大丈夫よね。理仁君と結仁がいれば、双葉ちゃんは幸せだものね。お店を出す夢もいつか叶うだろうし、私は安心だわ』



『ママさん、本当にありがとう。心配してくれて嬉しい。ママさんは、私のお母さんで憧れの人。だから、ずっと元気でいてね。またすぐに会いにいくから』



『待ってるからね。気をつけて行くのよ』



『もうお母さん、泣かないの。結仁が心配そうに見てるから』



『ママたん、大丈夫? 泣かないで』



結仁が、ママさんに抱きついた。



『ありがとう。そうね、もう泣かないから』



ママさんは、泣きながら結仁の頭を撫でてくれた。



『そろそろ時間だよ。気をつけてね。バイバイ結仁』



『朱里たん、バイバイ』



『みんな、ありがとう。いってきます』



飛行機が飛び立っても、私はみんなと一緒にいるように気持ちになった。

あんなにも優しくて温かいみんながいたから……私はここまで頑張ってこれた。窓から見える最高に美しい景色を見ながら、しみじみとそう思った。



夫婦の誓いを済ませ、結婚式は無事に終わった。

理仁さんとのツーショット写真、結仁も入れて3人の家族写真。どれもこれも素敵で可愛くて、あまりの嬉しさに胸がいっぱいになった。



これから理仁さんは常磐グループの社長になって世界中を飛び回る。

私だけの理仁さんじゃなくなるのは寂しいけど、たくさんの人の人生を変えるくらいすごい仕事をしてる理仁さんを、死ぬまでしっかり支えたいと思ってる。



「双葉がいれば頑張っていける。君は俺の宝物だ」



「私も……同じです。理仁さんは私の宝物」



「家族っていいな」



「本当に……」



「愛してる、双葉」



キスするたびにあなたを愛おしく思う。

魔法にかかったみたいにあなたしか見えなくなる。



「ずっと一緒だ」



私達は何年経ってもこの愛の魔法にかかったままで、きっと、一生解けることはないんだろう。



理仁さん。

私の暗くて悲しい人生を、明るい希望で満たしてくれて本当にありがとう。

これからもずっとずっとずっと……

私の側にいてね。



涙が出るくらい、あなたが大好きです。

世界でただ1人、常磐 理仁さん――私はあなただけを愛しています。

世界で1番幸せな私~イケメン御曹司の一途で情熱的な溺愛に包まれて~

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